いろいろ感想とか

備忘録的な意味も兼ねて、いろんなものの感想を書いていきます

劇場版閃光のハサウェイ 感想(ネタバレあり)

めっちゃ投稿が遅くなりました。鑑賞自体はだいぶ前です。文だけ書いて放置してました…。

というわけで以下、感想です。

閃光のハサウェイを観てきました。ガンダム作品には触れたことが無かったのですが、「初めて観たけど面白かった」という声をネットでよく聞いたので映画館に行ってきました。それでなんですが、私としても「正直…おもしろかった…おもしろかったなぁ」(映画を観終わってシアターから出た直後特有の現実に引き戻されてふわふわしてるような状態の私)ってなったので感想を書くことにしました。「記憶を消してもう一度見たい」というのをよく聞きますが、私はハサウェイどころかガンダム完全初見なので、貴重なそのとき感じたことを残しておくのもまた後々楽しいことになるかもしれないという思いもあったりします…笑

ガンダムについては、一部の有名な言葉と他ジャンルとのmadで出てきたbgmくらいしか知らない状態での鑑賞だったので、「いきなり観て大丈夫かな、楽しめるかな」って思ってたんですが、上記のとおり楽しむことが出来たということをまずお伝えしておきます。

作画も整っていましたし、背景やガンダムの機体も綺麗だし、操縦室のモニターとかは個人的にロマンをくすぐられました。音楽も良かったですね。挿入歌のモビウスや、ケネス大佐とギギのダンスシーンからマフティー側の襲撃に移るシーンあたりの曲も良かった記憶があります。

その映画についての知識がまるで無くても、まず人物や背景の絵が合うなら観れる。またストーリーについても何も知らないけど、ハサウェイのお父さんの話題や、シャアっていう自分でも聞いたことのある名前が出てきたりすると「ここまで続いてきた歴史があるんだな」ってなるほどと思えましたし、また「マフティーっていう新たな思想を掲げる人が現れたことで、既存勢力の連邦政府とぶつかり合いが発生してるんだな」っていうのが映画を観て分かったので、それで楽しめた感じです(映画鑑賞前に公式サイトのあらすじなどは一切見ていなかったのですが、マフティー連邦政府の腐敗のために立ち上がったって書いてありましたね…。映画を観終わってから知りました…)。

この映画で見た機体同士のバトルの感想を素直に言うなら、「ちゃんと全部は分からなかったけどなんか凄かった」でした…笑 実際、レーンエイムが「仕留めたはずなんだ」って言ってても「そうなの?なんか速くてよく分かんなかった…」ってなったり、最後ハサウェイがビームサーベルを囮にしたとか言ってましたけど「マジ?そんな描写あったんだ。全然分かんなかった」って思ってましたので…笑
イメージではもっと衝突上等で剣と剣でのバトル、ビームも撃ちまくりの超乱戦みたいなのを想像してたんですけど、思ってたよりスマートでした。機体も大きくてあんまりぶつかってもまずいとかなんでしょうか?

キャラについては、レーンエイムは顔がイケメンでしたね。「隊長~」って部下?にふざけて呼ばれてたときの作画は気合い入ってたように思います。ケネス大佐の打った手に反して人質を返してくれたりと、自分に自信のある気高い人なんでしょうか。人質のおっちゃんも、ケネス大佐にはいじめられたけど、とにかく無事に帰ってきてよかったです。ぶっちゃけ拷問で殺されたり、何らかの形でエサにされてそのまま退場なのかなぁって観てて怖かったので…。
ケネス大佐はすぐアーチャーの声だって気付いて、しかも前半は特にキザっぽいキャラを演じてたので、やっぱこの人の声ってそういうイメージなのかなぁ~って思ってました…笑 劇中では、赴任したばかりなのにちゃんと指揮を執ってマフティー側の機体を一機落としてたり、後半ではハサウェイが怪しいことに気付いて色々と手を打っていましたので有能ですよね。
ギギは終始「この人は何者だ…?」感がありましたね。ハサウェイがマフティーだって気付いてたみたいですし、出自もよく分からないですし、どっかの伯爵に気に入られてる人っていうのがまた物語中でどうとでも動かせる立ち位置ですよね。ただひとまず劇中での印象としては、色んなことを知ってるけど、主人公や敵の陣営に所属してるわけでもない傍観者ポジションなのかな?と思いました。自分の見た限りだと連邦政府側でもマフティー側でも無さそうですけど、今後ストーリーが続くなら重要なところで関わってきそうな(展開次第でどっちかに味方したり…?)においがしました。
それとギギ可愛いかったですし、ハサウェイのこと気に入ってるようだったので、前半見てる限りだと「アクティブお嬢さんなギギとそれに振り回されつつも楽しそうなハサウェイ」みたいなカップリングが似合いそうでしたね。でも市街地で戦闘が起こったときは、ハサウェイさんの過去の経歴の賜物か、肝が据わっていて、ギギを守りながら逃げておられたのはさすがでした。立場が無ければ良いコンビになってたりするのかもしれません。あと序盤のホテルのロビーで二人が話してたとき、私がこの作品に対して理解が薄いからかもしれませんが、キーワードだけで会話してて、なんか洋画っぽいノリだなって思いました笑
ハサウェイはたまたまテロに巻き込まれた、身体能力の高い一般人好青年なのかと思ってましたけど、実は世を騒がす張本人だったというのはびっくりしました。ただ彼の組織はスターウォーズ銀河帝国みたいな上官が怖くて息苦しい感じじゃなくて、柔らかい雰囲気があったのが印象的でしたね。マフティーの思想に賛同してだんだん人が集まってきた結果、作られた組織なのでしょうか。前半では「昔、子供のとき無許可で出撃して一機落としただけですよ」って言ってたのに、終盤バリバリガンダム操作してて「やっぱ凄い人だったんか…」ってなりましたし。その機体どっかに封印してたんだ?とか、その封印場所に行くまでに赤い髪の女性のパイロットがやけにブルってたのはなんか意味があるのかとか、分からないところも結構ありましたかね。他に「また自分の甘さが招いた結果なんだ」みたいなことを言ってたり、ケネス大佐に「君は肝心なところで奥手だな。過去になんかこっぴどい失恋でもしたかい?」って言われてたり、時折過去を思い出すような描写が入ってたりして、昔ハサウェイに何があったのか気になるところでした。
ハサウェイのお父さんのブライト・ノアの事跡やシャアの反乱の経緯・結果も気になりますね。

さて、こちらが三部作の1作目ということで、続きがまた放映されたらぜひ観に行きたいと思います。

というわけで忘れないうちにとつらつら書いてきましたが、やはり細かくはなかなか思い出せないものですね。記憶の限界を感じます…笑

それでは以上になります。ここまで読んで下さった方、どうもありがとうございました。