いろいろ感想とか

備忘録的な意味も兼ねて、いろんなものの感想を書いていきます

(ネタバレあり)特別編 響け!ユーフォニアム アンサンブルコンテスト 感想

表題の作品を観に行きました。この映画で初めて「響け!ユーフォニアム」という作品にふれて、せっかくの貴重な機会なのでここで感想など書いてみようかと思います。


観に行ったきっかけは、周りの人がこの作品をとても楽しみにしている様子を見ていたからです。

そして自分でも観てみた感想としては…まあまあです。ちょっと尺が短かったのが物足りなかったかなぁと。

ただ今後この作品の過去作であったり、来春からまた新しく始まるそうなので、それ見てみたいなぁと正直思いました。そう思えるくらいにはそこそこの満足感はあったんだと思います。


内容としては、さっきも書きましたが、少し尺が短かったなぁと。
そのぶんどこを膨らませてほしかったかと言われると、練習シーンなのかアンサンブルコンテスト本番の様子なのか、それとも日常シーンなのか、うーん…何とも言えませんが…どうせならコンテスト本番の演奏シーンをがっつり観たかったですかね。題材が吹奏楽なので、やっぱり。

私は音楽には疎いですが、結構好きは好きなので、そこが欲しかったかもしれません。スポ根なところももちろんあっていいですが( ´∀`)


印象に残ってるところとしては、まずオープニングの演奏ですね。あれは凄い良かったと思います。つかみのところで良い感じに掴まれたと思います笑 そういえば過去作では演奏シーンはどんな感じなんでしょうかね。


次はあの副部長ですね。黄前部長や高坂さんより頭一つ二つ背が高くて、ミーティングのシーンなどで三人並んだときの見た目のバランスが良かったですね。「背高いな~」って笑


あと最初のミーティングが始まる前までの喧騒だったり、黄前部長たち4人の帰宅シーンだったりで、「学生ってこんな感じだっけ、どうだったっけ」ってちょっと思いましたかね。まあこれに関しては千差万別ですし、必ずしも現実っぽく寄せる必要もありませんが、いかにも漫画でありがちな~ってなるのもありふれていて、それは良くもあり、悪くもありだったりしますが…なんとなく観てるときにそう思いました。


それとこれは良かったところですが、登場人物が多かったの良かったです。もちろん限られた時間の中で全員にスポットは当てきれませんが、吹奏楽部の人たちの姿と名前がたくさん出てきていたのがよかったです。
登場人物を多くして、その人たちを出来る限り動かそうとすればするほど、物語を展開させるのは難しいと思います。ですが今回、アンサンブルコンテストに出場するための小編成を組むというところで、いっぱい人が出てきてこれだけの人たちが動いているんだと分かるのがよかったです。できたら全員分、グループ紹介以外にもさらに何らかのシーンがあれば良かったですが。


次は…黄前部長のご苦労と先輩後輩たちの存在でしょうか。部長としてたくさんの人の前で気を張らなければなりませんし、グループ分けとなったらあぶれる人が出ないよう配慮したりと、何かと気苦労が多いのは本当に大変だなと。先輩が手伝いを申し出てくれたときも真っ先に「じゃあ、先輩方は誰々さんと~」って言ってましたしね。

そしてあそこで先輩方が手伝ってくれるってなったときは本当にありがたいなぁって、私はただの作品鑑賞者ですのに、そう思ってしまいました笑
そのあと先輩の教室に行ったりするのも学校物ならではで良かったです。
手伝いを申し出てくれた先輩たちみたいにすでに決まった先輩もいれば、窓を開けれない先輩みたいにこれからの人もいたりして、みんな色々なんだなっていうのが描写されてたのも良かったと思います。過去作ではこの方達も活躍されていたのでしょうかね。

後輩の描写はあの奏さんという人がほとんどだった気がしますが、なんとなくですけど、あの人はユーザー人気が高そうな…笑
それよりも面白かったのはアンサンブルコンテストのグループを決めるときに真っ先に高坂さんに話しかけに行ったという後輩さんですね。申し訳ないですが、高坂さんって厳しそうだったりしてちょっと話しかけにくそうですが、それでもそこに行ったというのは、過去になんかあったのかなーって。


あとは黄前部長たちのチームのことでしょうか。高坂さんが問題点を指摘して、じゃあどうするってなったときに黄前部長がチーム練習とは別に面倒を見て、タイムラグとか呼吸してないとか教えたりしてましたよね。それであの二人が伸びたことに高坂さんは「悔しい」って言っていました。そこらへん、高坂さんは間違ったことはしていないのですが、それだけではダメっていうのが色々難しいものなんだなー、なんて。

そしてつばめさんですね。今作での第2の主人公…と言うほどでもないのかもしれませんが、最初はなかなか上手くいかなかったけれど最後には彼女が自信を持ち始めていくところは良かったです。

それと黄前部長って1年の頃からコンクールメンバーだったんですね。さすが部長に選ばれるくらいなのでやはり実力者なのですね。対してつばめさんは(確か)コンクールメンバーにはなったことないって言ってて、「あの人はあんなに凄いのに自分は…」みたいに思うこともあったりするのかなぁと。吹奏楽も文化系の運動部みたいなとこあるでしょうし、やっぱり競争が激しくて誰しもが舞台に立てるわけじゃない…っていう描写が過去作にあったりするのなら、それは…現実っぽくて…つらいことでもありますが、このアニメ見るかもしれません。


そういえばガチの人から見たらこのアニメってどんな感じなのかなーっていうのはちょっと気になりますね。もちろん製作側がちゃんと監修されてるでしょうが。それでも経験者ならではの感想って見てみたいかもです。曲とかも、元々その曲を知っててアニメの演奏を聴くのと、そうでないのとでは大違いでしょうし。


といったところでひとまずこのへんで。またなんか思い出したら加筆修正します。
ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。