いろいろ感想とか

備忘録的な意味も兼ねて、いろんなものの感想を書いていきます

大図書館の羊飼い 佳奈ルート後半感想

大図書館の佳奈すけルートの感想を書いていきます。

ただしゲームをプレイしながらケータイのメモ帳につらつらと某所で投稿する用に書き連ねたものなので、文体がおかしいです。それと箇条書きです。

このブログの趣旨は備忘録なので、とりあえず文体がおかしくても箇条書きでもなんでも残せればオッケーかなと。

というわけで以下、佳奈すけが脚本書いた寸劇が大成功して皆で海に行ったあと、佳奈すけが出てこなくなったあたりからの感想です。


佳奈すけルート終わりました。
割と…というかふつうに重い話でびっくりした。御園ルートよりはるかに重い。でも佳奈すけの生い立ちから来る価値観には一定の共感を持てたから、興味深い話だったって思えた。

あとやっぱ三角関係は見ていてきつい…。wa2を思い出しちゃった。wa2のパッケージ裏に書いてある「一人が幸せを掴む裏で、悲しみを背負う人が~」という言葉が好きでwa2に興味を持ったんだけど、佳奈すけの「友達の好きな人を奪っておいて『やっほー、おはよー』なんて言えないですよ」もやっぱりこれだろうから、見ていて「あぁ…」ってなっちゃった。

でもそれを聞いた御園が「見くびらないで!」って、「何があっても佳奈すけとは友達だから」って強さを見せつけた。

御園ルートのときの佳奈すけもそうだったけど、負けヒロインが輝くってやっぱこういうことなんだなぁって思った。負けヒロインの方が立場的な落差が大きいぶん、心が強いっていうか辛い現実を受け入れていく、受け入れている描写になるから。プレイしてる側としてもそういう場面の読み方になる。

で、そして何があっても友達と言ってくれた御園に、辛い現実を知ってるが故に佳奈すけが素直に受け入れられないところで、筧さんが「じゃあ俺が支えればいいんじゃないか」となったのは上手い落とし所というか、役どころだと思った。
上手いこと筧さんが空気にならずに「二人より三人」を作れていて。

筧さんはメタ視点も上手いから「三角関係の当事者ってこんな感じに物事見れるんだ」ってちょっと思っちゃったけど、そこらへんどうなんですかね。当事者になったことないから分かんない。

あと佳奈すけの「鎧」の話、恋愛を絡ませなくても解決できそうな流れだった気がしなくもないけど、出来ればそれも見てみたかったかなぁ。

そしてその後のデート場面で、筧に名前で呼んでって言われても佳奈すけが「恋人同士になったとしても、筧さんを敬う気持ちをなくしたくないんですよ」っていうところも良かった。他のヒロインはすぐ名前で呼んでて、それがダメと言ってるわけではないけど、ただそこに佳奈すけらしい姿勢が表れてて好きだった。

そのあと高峰と漫才も見せてくれたし、満足です。
やっぱギャルゲ・エロゲってギャグパートでバカ笑いさせてもらうのを楽しい要素の一つでもあると思ってるので、佳奈すけ達のこういうノリは本当好きです。

それとキスシーンのcgがえらい綺麗だなって思った。やや上からのカメラワークのせいか、たなびく髪のせいか、それっぽい服装のせいか分からないけど、芸人どころかお姫様みたいに見えた。あのcgほんと綺麗。

正直今まで筧さんの「俺は変わったんだ」的なやつを見てもほーんくらいにしか思ってなかったことも何度かあったけど、図書館デートの場面で佳奈すけと二人で本を読むことになって「今まで俺はずっと独りで本を読み続けてきて、それが当然だと思ってた」(でも今は違う)とか言ってるところはちょっと真に迫るというか、説得力があって、ここは素直に「ああ、筧さんも変わったんだな」って思えました。

それと同じ表現が三回も出てきてるのに、飽きるどころか使う度になるほどって思えた御園の「見くびらないで」は凄い。このルートでのファインプレー賞、立役者です。

佳奈すけのed曲、良い。…あれ?これ今までもその人の専用bgmに歌詞を当てたのをedにしてた?初めて気付いたんだけど…。
でも御園はあの壮大なやつだから違うよね。コル・カントをキャラソンにしてるならさすがに気付くはず…。だってコル・カント(御園のテーマbgm)は凄い好きなので、extra→musicで何回も聴いたんです…。

というか総じてこのルート、やけに気合い入ってるような気がします。気のせいでしょうか?

というわけで感想終わりです。忘れないようにプレイしながら書いたので、文章の流れとかめちゃくちゃなのはご容赦を。

この文章を読んで「そういえばそんな場面あったな」って少しでも大図書館を思い出してくれたり、「またプレイしてみようかな」と思ってもらえたら、ブログを書いた私としては嬉しく思います。あときっとゲームの製作者さんも嬉しく思ったりするかも…ですかね。

最後になりましたが、この大図書館の羊飼いってずいぶん前のソフトなんですよね。でも今だって楽しくプレイさせてもらってます。ですから、感謝の気持ちをここで述べたいです。
楽しんでプレイしてます。製作者さん、素敵な作品をありがとうございます。

というわけで今回はこのへんで。