いろいろ感想とか

備忘録的な意味も兼ねて、いろんなものの感想を書いていきます

水蓮と紫苑 紫苑ルート 感想

紫苑ルートをプレイしたので感想を書きます。
例によってプレイ中につらつらとメモに書き連ねたものです。ネタバレありなので、未プレイの方はお気をつけ下さい。

いつもの大木のところで紫苑が浴衣姿で待ってるところに向かったシーンで、主人公が「え○ちするのは紫苑とだけだから」みたいに言うのかと思ってました。その方が「自分が選ばれた」と紫苑に思わせられるから、紫苑のお姉ちゃんコンプレックスも治りそうなので。まあでも紫苑もお姉ちゃん大好きで、主人公が水蓮ともそういうことをしても気持ちは変わらないって言ってたからなんですかね、そういう台詞が無かったのは。あの選択肢で一途ルート・半一途ルート、もしくは紫苑trueルート・紫苑normalルートみたいに分かれるのかと思ったから、水蓮とそういうことしないルートに行ったらそう言ってくれるのかなーと思っちゃってました。

その後の砂浜でのえ○ちシーンはもう自分がえ○ちな気持ちになるとかじゃなく、二人が幸せそうでよかったなぁという気持ちで眺めてました笑 その前の砂浜での会話で紫苑がもうだいぶ寂しがってたからかなぁと。
もしかしたらこの時点で主人公に対する自己投影は終わって、出来なくなって、私の中で主人公は確立された一人のキャラクターになった、認識されたのかも。少なくともここを自分の抜きどころとしてじゃなく、幸せそうでよかったなぁという気持ちで見ているこのシーンでは。

なんだかんだ紫苑のキャラとして、姉へのコンプレックスがありつつのいじらしさは結構好きです。実際は水蓮とは一回も本番してなくて紫苑とばっかりえ○ちしてるけど、紫苑はそうだと思ってなくて(紫苑の台詞からは、紫苑がそう思っているように読み取れる)、思えなくて(姉へのコンプレックスがあるから)、それが味を出してた。だからこそ最後に主人公の口から「え○ちするのは紫苑とだけだから」って言ってほしかった(2回目)

最後のお風呂でのハーレムシーンで水蓮が「この感覚久しぶり…」とか言ってて、「おっ?2回目の選択肢で水蓮も選ぶの前提のストーリーかな?」となりました。とすると、あそこの選択肢でどっちを選んでも姫沙羅の木の下での主人公の紫苑に対する台詞は変わらないってことですかね。あそこで「自分の意志で、水蓮姉と愛し合ってきた」とかなんとか言ってて、「えっ、水蓮と愛し合ってないよ?断ったよ?」ってセルフ突っ込みを入れたんですが、こうなるとあそこで水蓮も選ぶ前提であのシーンの台詞が作られてるってことかもしれませんね。まあ、しゃあないです。

ただ、主人公と紫苑のことを温かく見守ってくれる水蓮姉の優しさを見るにつけて、水蓮姉のこともちょっと好きになりました。ああいう、その人がその人であるだけで愛してくれるお姉ちゃんキャラって初見ではあまり好きになれないんですが、水蓮姉のことも好きになれてよかったです。その方がせっかく買ったゲームを楽しめますからね!

それとこのお風呂場ハーレムシーンでちょっと思ったのは、紫苑は姉へのコンプレックスを色々な面で持ちながらある程度の年齢までいってしまったから、根本的に完全に姉に対する劣等感とかその類のものが消え去ることは無いのかもしれないなぁ、なんて。なんとなく、姉と主人公がまぐわうところを見る紫苑の表情が複雑そうに見えたので…苦笑
とはいえ、最初はとりつく島もほとんど無かった紫苑が主人公に対してここまで執着して別れを惜しむ姿を見せて、本当に変わったなぁと思いました。

エンディングを迎えての所感としては、シナリオも決して長くない尺でしたが、その尺なりにその尺の中で設定も拾いつつまとめてたし、私は好きでした。たすくさんのイラストはもちろん相変わらず素晴らしいですし、bgmも悪くない。全部が一定水準以上でまとまってたという印象です。
あと個人的に嬉しかったのは、ログ画面からのバックジャンプ機能が追加されたことです。それとクイックセーブしてゲーム終了して翌日再開したらログが残っていて、昨日プレイしたところにも遡って戻れることでした。
流れを思い出すためにログを見たりするのでありがたかったですね。ロードしてもログが残ってるのは正直助かるので、次回作以降もこの機能についてはそのまま残す形でお願いしたいです。

それとプレイしてて思ったのは、声優さんが良い仕事してるなぁと。船着き場で主人公を送り出すときの紫苑のボイスとか、本当は行ってほしくないけど、一生懸命がんばって「行ってらっしゃい」って声を絞り出したんだなって伝わってきたし、そのあと船に乗った主人公に対して思いっきり「行ってらっしゃい!行ってらっしゃーい!」と言う台詞も、感極まりながらも精一杯の声を出してるっていうのが伝わってきました。その他にも紫苑のツンな感じとか、全般的に演技が良かったです。まあ単に私が気に入っただけなのかもしれないですが。あと、声もところどころ「あっ。この言い方、好きだなぁ」と思うところもあったりして。

というところで、私としてはこのゲーム…じゃなくて、まだ紫苑ルートだけでしたね。紫苑ルートは満足しています!

ひとまず感想は以上です。またなんか思いついたら付け足します。最後まで見てくださった方ありがとうございました。今年中に水蓮ルートの感想もあげれたらなぁと思ってます。それでは!