いろいろ感想とか

備忘録的な意味も兼ねて、いろんなものの感想を書いていきます

fgo2部5.5章 感想(ネタバレあり、短め)

fgo2部5.5章が終わったので感想を書いていきます。
帯に短し、襷に長しという感じではあるんですが、もうこっちで書いちゃおうかなと。


というわけで5.5章、ゴールデンフィニッシュ!
いつもクリア後に出てくる「定礎復元」ってあるじゃないですか。あれが今回は「悪念切除」で、その下にアルファベットで「golden finish」って書いてあったんですよね。今回は金時が主役だったからですね!


さて、中身の感想をば。

結論としては、まあまあ面白かったかなって感じです。

まずは、日本の平安時代が舞台だったからっていうのがあると思います。
よく知らない時代よりは、多少なりとも知ってる時代の方が身近で面白く感じやすいのかなと。
あとは、最後の退去するシーンで金時との別れを惜しむ感覚が自分の中にありました。そんなふうに思い入れが出来たっていうところは良いと思うのですが、ただ全体的に見るともう一声…!って感じでもあったのでこの評価かなと。


それでは次に良かったところを一つずつ挙げていきます。

一つ目は、リンボが色々盛り上げてくれたところですね。

開幕レイシフトから妨害して、ぐだと段蔵さんしか通してくれなかったり。自分の仲間を鈴鹿と藤太の姿で召喚したのは「ぐだに顔見知りと対決させたかったから」だったりとか。あとはもちろん、空想樹の作成、赤いお月様、さらに空想樹の開花、ビーストクラスになれなかった件まで。なんで最後の術起動しなかったのとか、伊吹は大物の割にややあっさりだったかなとかもありますが。

亜種空想樹を作ってからは装束も真っ黒なものに変わって、あれ良かったです。そして今回もあの端正な顔立ちからの表情差分が豊富で、見ていて飽きなかったですね。

2部は各章ごとにだいぶ日月に間隔が開いた状態で進めてて忘れちゃってる部分もあるからかもしれないんですけど、物語の一読み手として、現在のところリンボはそこまで心底憎しってわけでもないんですよね。
ここまで突き抜けてると逆にっていうか、悪役を最後まで貫いているので。いやまあ端正な顔立ちと豊富な顔芸があるからかもしれないですけど()

ちなみに私が一番好きだった表情差分は、リンボが「答え?」っていう台詞を言ってるときのです。香子さんが晴明の文を持ってきて、それで「答え合わせをしよう」って言った後のやつですね。普段の表情や状況の深刻さにそぐわない、のほほんとすら見えるような表情が良い感じでした。

二つ目は、こっちが一方的に知ってる状態の人と、レイシフト先で現地の人としてあらためて会えたことです。

頼光さん、綱、金時ら源氏郎等と、紫式部、なぎこさんの歌人組はすでにサーヴァントとしての姿をすでに知っていますよね。それから左大臣!こちらは教科書でしか知らない人ですから、どんな人が出てくるかと楽しみでした。案外というか、ふつうに普通の人で良かったです笑

サーヴァントは死後ですが、現地の人として会うっていうのはすなわちその時代で生きてるときの状態です。「自分の知ってるこの人はこんな感じだけど、生前はこういう感じなんだぁ」っていう一種の興味だったり感慨みたいなのが出てくるんですよね。

で、どうだったって聞かれたら、さすがにそこまで変わりもしないかって感じでした。

などと言いつつ、綱と金時は未所持ですし頼光は持ってますが初出の鬼ヶ島イベ?はやってないので残念ながら比べることもままならないのですが…苦笑

でも式部さんとなぎこさんは持ってて初出のイベもやってます!そこを踏まえて、この二人については現地で会ってもやっぱ同じ人なんだなっていう感想でした。式部さんは執筆や近侍が大変そうですが、相変わらず丁寧な御方でした。なぎこさんは少しはっちゃけてる感じで。

お互い大して会ったことないけど知ってますな関係だったり、草の庵からよろしくと言われて即座に!ってなってたり。

道長は私が全然詳しくないのであれですが、あそこまで登りつめた人なのですから簡単にはやられない性格な描写でもおかしくないですよね。

ぐだが「左大臣を前に怖じ気づかぬ」、「まみえた上で狂を発してないとあらば、かつての頼光にも等しき鬼子や怪童と言えような。であろう?怪童丸」と褒められてたのは結構好きなシーンでした。


三つ目は、戦闘後の流血差分が結構あったところです。綺麗なお顔で消えていくのもそれはそれでいいですけれど、昏き陽の下での死闘の後だっていうならその方がより迫力があっていいと思いました。

アトランティスアキレウスが一人でケイローン先生の足止めをしに行ったときもその差分があって、身体中が血だらけで、いかに必死の戦いだったか視覚的にも伝わってくるので良かったです。

四つ目は、一枚絵が多めなのが良かったです。

景清、伊吹、リンボ。立ち絵以外にも、場面に合わせてcgがあってより臨場感を持ちやすかったのではないでしょうか。

中でも景清(義経)のイラストはとても良かったと思います。

五つ目は「ナーサリーライムの和服差分が良かったので霊衣として実装お願いします!」です。

あの和服の子が最初に出てきたときは誰のことか分からなかったですが、よく見たら笑顔になったときの目元が洋装のときとだいたい同じなんですよね。実装お願いします!(2回目)

六つ目は、個人的な話で恐縮ですが、バトルで玉藻が活躍できたことです。

玉藻は昔から所持していたんですが、最近は強力なサポートがわんさかいることもあって、なかなか使う機会がありませんでした。

しかし今回、景清戦と伊吹童子戦で弓王をアタッカーに据えたパーティーを組むにあたり「弓王、玉藻、キャストリア」を編成しました。

そして玉藻のスキルも宝具もフル回転で弓王のサポートをしてくれて、結果、無事勝利をおさめることが出来ました。

おそらくちゃんと使ったのが今回初めてで、それとエクステラリンクをプレイして思い入れも出来たサーヴァントだったので、今回活躍させることが出来てよかったです。

物語中では、尊子さんとしても登場してましたね。

「ばりばり呪うぞっ!」「みこーん!」(玉藻のバトル中の台詞)

というわけで、簡単ではありますが、感想は以上になります。

ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。