いろいろ感想とか

備忘録的な意味も兼ねて、いろんなものの感想を書いていきます

HF3章 感想(ネタバレあり)

今日は劇場版HF3章の感想を書いていきます。ネタバレ全開で行きますので、無理な方はブラウザバックお願いします。

さて、まずは本編感想の前にHFを観始めたきっかけのお話をさせてください。

そもそも私がfateという作品に初めて触れたのが、この劇場版ヘブンズフィール(HF)第2章でした。

あれはいつ頃だったでしょうか。HF2章が公開されて、私のTLにもそのことについての感想ツイートがたくさん回ってきていました。
その頃はfateシリーズについてはタイトル名くらいしか知らず、その中身もたぶんセイバーと遠坂、fgoという単語くらいは聞いたことある程度でした。それにタイトル問わず、映画館で劇場版なんて久しく観ていませんでした。

そんな私がなぜ、映画館まで足を運んで観に行ったのかと言うと、Twitterで「HF2章はえ○ち」という類のツイートを見たからです。桜のことですね。はい、すみません。こんなことをこの場で言うのも恥ずかしいのですが、実際間違いなくそれがきっかけでした。やはりエ○スの力は偉大だったということなのでしょうか。まあ、それだけでなくタイトル自体は知っていたので、元からなんとなく興味はあったんじゃないかと思っています。つまり、行く理由が2つあって、それで観に行った…ということで…(しどろもどろ)。

でまあ、観に行ったんですが、それでいたく感動しまして。映像は綺麗、音楽は凄い、画面が大きい、音響も迫力ある。特にセイバーオルタvsバーサーカー、アーチャーvs真アサシンは本当にかっこ良かったです。セイバーオルタのとんでもないエネルギーを帯びた赤黒い光とか、凄かったです。映画を映画館で見たのが10年ぶりくらいだったので、それもあったのかもしれません。

てなわけでそこからfateにハマり、後日もう一度HF2章を観て人生で初めて「同じ映画を映画館に観に行った」実績を作り、HF1章の円盤も買い、アポクリファやプリヤの漫画を読み、fgoも始めました。そして「HF3章も絶対観るぞ。それまでは死ねない」と決意しました。しかしコロちゃんの影響で延期になって思わずため息が出ました。そのことについて友達と愚痴も言ったりしてました。

が、めでたく今回ようやく公開という運びになり、「よっし!やっと観れる…!めっちゃ楽しみ…!」というワクワクした気持ちでチケットを予約しました。


という長くなりすぎた前置きを記しつつ、ここからHF3章の感想について述べていきたいと思います。
あまり整理できていないかもしれないのと、単発の場面ごとの感想になるかもしれません。読みずらいかもしれませんが、ご了承を。

まず思ったのは、イリヤが可愛いなってということでした。最初の士郎と間桐のじいちゃんのシーンの後は、桜が衛宮邸にイリヤを拐いに来るシーンでしたよね。私はロリコンではないはずなのですが、イリヤはHF2章を見たときから気になっていました。声が結構良いなぁって思ってたのと、物語が進んでいく内に、根っからのロリじゃなくて精神面は結構成長してるんじゃないのかなと思ってました。台詞から、何か秘めてるところもあるんじゃないか、とも感じてました(その頃の私はzeroを知りません)。あとは銀…じゃなくて、白髪も結構良いなぁとか。士郎と戯れてるところなんか、無邪気な子どもみたいでそこも好きでした。

それで士郎と綺礼でアインツベルン城に忍び込んで、生け贄?になろうとしてるイリヤに対して士郎が「自分以外のために自分を犠牲にするな」と言うシーンがありました。私は「こいつ、ようほざいたな」と思わず笑ってしまいました。しかしイリヤはこのあたりの場面で士郎にデレてて可愛かったんですが、もう少し尺が欲しかったなぁと思いました。デレるまでの描写がもうちょっと欲しかったです。HFはイリヤルートでもある、と聞いていたので。

で、その後イリヤを連れて逃げることになったときも特に説明は無かったのですが、イリヤを守るべきセラとリズはあっさり納得してて、やっぱ尺なのかなーと思いました。


その後、私の凄く好きなシーンでした。
士郎が左腕の包帯を外して戦いに行くシーンです。凄くワクワクして震えました。身体から自然とそういう感情が出てきたというか、心の底から湧き上がるようなあの感じ。自分の中にこんなにも奮い起つ感情があったなんてって。生きてるを感じられて、凄かったです。あんな感情、滅多に味わえないです。そんな機会を与えてくれたこのHFに本当に感謝しています。さて、あそこはまずbgmがめちゃくちゃカッコよかったです。もしかして原作で使われてたbgmのアレンジバージョンでしたかね?それはちょっと分からなかったんですが、とにかくbgmが一番で、次は映像でしたね。アーチャーの腕を解放する痛みに顔を歪めながらも、光の中を走って走ってその先にアーチャーがいましたよね。そして士郎の方を見ながら、「付いてこれるか?」と言い放ちました。アーチャーには異様に敵愾心を燃やす士郎ですから(※凛ルートプレイ済みです)、「付いてこれるかじゃねぇ!」って言ってましたね笑

(9/13追記)===
「てめぇの方こそ、付いてきやがれぇ!」
↑どうせなんでここまで書きたくなりました笑
士郎がアーチャーを追い抜いたときの、アーチャーの満足気な表情がほんとに良かったです。アーチャーと士郎は仲悪いですけど、あの瞬間、ちょっとでも士郎のことを認めていたのかなと思うと、本当に心に来るものがありました。

なんていうんですかね、普段はいがみ合ってるけど、認めるところは認め合ってる。そういうの良いですよね。ブウ(純粋)戦の悟空とべジータのような(悟空としてはいがみ合ってつもりないですが)。べジータが悟空に対して「おまえは本当に凄いやつだ」って言ってましたよね。あんな感じです。
(9/13追記分ここまで)===

HF2章では包帯を外そうとしただけで魔力に呑まれるような描写がありましたが、普通に使いこなしているのはなんか凄まじい特訓か凛orイリヤの魔法によるものがあったんでしょうか。ここは原作をやるときに注目したいと思います。

とにかくここが私の好きなシーンその1です。


そのあとバーサーカーがあっさりやられて、でもその前にバーサーカーの生前?っぽい回想が流れててそれは興味深かったですね。ぜひ史実も見てみたいです。

その後は綺礼vs真アサシン、間桐のじいちゃんですか。綺礼があれだけ強いとは思わなかったです。人間がサーヴァントと渡り合ってますからね。士郎の学校の国語か歴史の先生を余裕で倒したあのアサシンを。そして間桐のじいちゃんを封印、と。封印のシーン、カッコよかったですよね。結界のような白い光を展開し、私がHF観た感じとしては全く捕らえどころのない印象しか無かった間桐のじいちゃんが倒されたんですから。衝撃でした。

その後に桜から綺礼の正体を明かされて、それも衝撃でしたけどね。

そしてアイリと臓硯?と時臣?の儀式のシーンもありました。あれってアイリは死んじゃったんでしょうか?そこらへんは原作で見るとして、2章でイリヤが間桐のじいちゃんに言ってた、「思い出しなさい。なぜ私達は人の身でありながら、人あらざる地点に到達しようとしているのか。私たちの悲願を」ですね。これの意味があのシーンと、その後また挟まれるこのときの儀式のシーンで分かりました。そして遠坂、間桐、アインツベルンはそれぞれ土地、令呪、魔法の強力なものを持っていたんですね。でも臓硯は自らの不老不死が~とか言ってましたよね。願望が変わっちゃったんですね。

そして私の一番好きなシーンです。
士郎、ライダーvs黒セイバーですね。さっきオルタって書いちゃいましたけど、たぶんこれオルタじゃないですよね?オルタはfgoだけなんですかね?正確には分からないですけど、そうじゃない気がするので、汚染セイバーは可哀想ですし、黒セイバーに改めます。

言うまでもなく、士郎のサーヴァントはセイバーです。HF1章で取り込まれ、HF2章では敵として姿を表しました。バーサーカーを倒したあと士郎に剣の切っ先を突きつけ、士郎が虚ろな目で「あっ、ああ…」と言っていたのを覚えています。

まさに運命の対決です。
桜を守るために、士郎は「セイバー、おまえは邪魔だ!」と言いました。敵を見つめる、それも一筋縄ではいかない敵を見るようなすごい形相でした。

私はそれが面白かったです。このシーンを見ながら、ワクワク感と、こぼれる笑みを抑えきれませんでした。士郎とセイバー。かつてともに手を取り、一緒に敵に立ち向かった間柄。それが今はどうでしょう。これほどの形相で敵意を剥き出しにして、おまえが邪魔だとまで言い放ったんです。これが面白くないわけがないです。そして、それと同時に悲しくもありました。この二人が戦わなければならないことが。

さて、戦闘シーンでしたが、これまた見事でした。ライダーの実力はよく分かっていなかったのですが、黒桜の膨大な魔力を取り込んだ黒セイバー相手に見事な立ち回りでした。と、言えるような素晴らしい映像でもありました。エフェクトも凄く綺麗で、とても良かったです。どうも私は戦闘シーンが好きみたいです。やはり映像技術の粋をふんだんに盛り込んだ場面だからでしょうか。

でも「俺が桜を許し続ける」が一番好きではありますよ。

そういえば途中でライダーが黒セイバーを挑発したシーンも面白かったですね。

「私は信頼されていますから。…あぁ、あなたは」
「…っ、戯れ言を」

のシーンですね。ええ。……


そしてまあアイアスからのライダー宝具で黒セイバーと対決、です。蛇でも出てくるのかと思ったら、ペガサスでしたね。
ライダーはfgoで低レアなので育てていなかったんですが、これを機会に育ててみようと思います。

話が逸れますが、fgoでは便宜上レアリティが付いて、それによってステータスが決まりますが、それは本編とは一切関係無いんですよね。だってセイバーと互角、いやそれ以上の小次郎が星2とかあり得ないですもんね。私もHF2章を観てから、fgoに初めてプレイしたときに友人に聞きました。三すくみとかは全然、何も関係無いよって言われました。

話を戻します。ライダーが宝具を放った後、士郎が黒セイバーにとどめを刺すシーンです。
あの瞬間の、二人の表情は悲しかったですね……。士郎もセイバーも、あの瞬間、どんなことを思っていたんだろう、どんな感情に包まれたんだろう。それを慮ると、少し涙が出てきていました。

…そうです。人によって作られた作った物語ですが、その物語の登場人物は木石ではなく、感情を持った人間なんですよね。このHFという映画は、それを、「このシーンでこの登場人物は一体どう思っていたんだろう」って考えると凄い心の琴線にふれてくるというのか、心が動くというのか…。そういうことを考えるだけで、何倍も楽しめるんですよね。映像だけでも楽しめるくらいなのにも関わらず、です。それってきっと物語の作り方、シナリオがすごく上手っていうことなんですよね。このfateSNが長きにわたってユーザーから支持されてるのは、そういうところもあるからなのかなと思わされました。

HF2章で、桜が病床に伏していたときに藤村先生が来て切嗣の話をしてくれたシーンがありましたよね。で、その話をイリヤも扉越しに聞いてました。初めてそのシーンを観たとき、私は何も思いませんでした。でも2回目を観る前に「HF何も知らんやつはあのシーンをどういう気持ちで観るんだろうな…笑」って友達に言われたので、調べちゃったんですよね。そしたらイリヤは切嗣とアイリの子どもだって知って「あぁ…」ってなりました。ちなみに私は自分からネタバレを要求していくタイプ(他人から予兆無く聞かされるのはイヤですが)なので、友人のことは悪く思わないでくださいね。

それで何の話でしたっけ。黒セイバーですね。…とりあえずセイバールートやります。あとはライダーが人気なのって、このへん由来なのかなーとか思いました。

そして場面は変わって凛vs黒桜。ここも面白かったです。凛のゼルレッチ無双は楽しかったです。ここまでの演出によって黒桜の強さは際立たされていたことでしょう。しかし、ここで凛がゼルレッチ無双をすることによって、凛の(ゼルレッチ含めた魔術の)強さが観ている人にとてもアピールされたのではないでしょうか。私はそうでした。…姉さん、強いんですね。

このへんの凛と黒桜の会話も好きでした。桜は毎日毎日辛かったって言ってました。誰か助けに来てくれるんじゃないかとも。でも凛の返答は「分からないわ」でした。桜としては、同情の一言もあれば「ヒーローの姉さんに心配してもらえた」という承認欲求?とりあえず嬉しさや、「同情するくせに助けに来なかった」という凛を責める大義名分が手に入ったでしょう。しかし、答えは「分からない」。ああ、この返答はさらなる絶望だなって私は思いました。

でも、人の気持ちなんて分からないんですよね。たとえ文字にすれば同じような境遇でも、例えば「小さい頃、虐待されて育った」とか。やられていたことも違うでしょうし、人によって感じ方も様々です。だから、"分からない"んですよね。どころか、「私は人の気持ちが分かる・理解できる」などと言う方がむしろ傲慢なのかもしれません。でも、分かろうとする努力までを放棄するのは間違ってると思いますよ?念のために言っときます。


そして凛はこうも言いました。「私は自分が恵まれてるとは思わない」と。そのとき私は思いました。いや、前からずっと思ってることなんですけど、「人はそれぞれの立場でそれぞれの悩みがある」と思います。人から見たら余程恵まれてる。地位も富も名誉も実力もある。でも、その人にだってその人なりの悩みがあるんですよね。何を当たり前のことを偉そうに言ってんだって思われるかもしれないですけど、私はこのことをはっきりと言葉にして認識するまでずいぶん時間を費やしてしまいましたよ。愚かですねぇ~(BB並感)


それとこれは憶測なんですけど、凛はあそこでああ言うことで、桜への同情の気持ちは断ち切ろうとしたんじゃないですかね。桜へ躊躇無く止めを刺すために。いや、私が偉そうに言うまでもなく、HF2章のときからそうでしたっけ。「冬木の管理者として桜をこ○す」って言ってましたもんね。「それがたとえ実の妹でも、かね」って。情に篤い凛だから躊躇は必ずありますよね。でも私情は捨てて、冬木の管理者として、遠坂凛として、あの頃から気持ちを抑え込んでいたのかも。今さら気付いちゃいました。やっ、まあ、実際にこう思ってるかは分かりませんけど。全部妄想なんで。

でまあ、桜にはとどめを刺せず、自分がやられてしまいましたが…。


あと印象に残ってるシーンは…そのあと桜と士郎がまた対峙したところですかね。
桜が「私はたくさんの人をあやめてしまったから、もう死ぬしかないんです」みたいに言ったら、士郎が「それは償いじゃない」って、これは綺礼に言った台詞でしたっけ。すみません、忘れちゃいました。ただ、ここのやり取りも良かったと思っていたのは間違いないです。

あとは、最後に藤村先生がちょこっと出てきてましたね。他が殺伐としすぎてて藤村先生が癒しでした笑

それと、エンディング前のちょっと成長した桜と凛が可愛かったですね。凛は髪型が変わってましたね。あれも似合ってて可愛かったです。それで一つ気になったのが、凛と桜が買い物に行ってて、どっかのお店で蓋を開けたらホムンクルスみたいなのが入ってたシーンありませんでした?あれ、なんだったんでしょう?もしかしてホムンクルスじゃなくて、パンとか?


あとこれは私が桜ルート原作未プレイで聖杯戦争についても知らないことが多々あったからなんだと思うんですけど、このHF3章は桜ルートより真相解明ルートって感じしました。

正直、士郎が帰ってきてエンディングの最後にイチャイチャちゅっちゅっくらいしてもよかったんじゃないかと思いました。こういう展開だったし、尺の都合もあったかもしれないんですけど、あんま桜好き好き~感が出てなかったなーって思いました。そういう意味では2章の方がそれらしい感じは出てました。

ひとまずこんなもんですかね。私は原作の桜ルートをやっていないので、主に設定部分で分からないところはたくさんありました。

・家にいたはずのイリヤがアイリの格好で現れた
・なんでその英雄の個性、ともいうべき宝具、ルールブレイカーを士郎が使えるのか(トレースなんだから形を真似するだけじゃないの)
・大聖杯の収拾
・士郎がどうやって戻ってきたか

などですね。まあ、そこらへんは追々。

ひとまず感想は以上にしたいと思います。
記憶と語彙力を失って読みづらいところや、私が勘違いしてる部分もあるかもしれません。ご容赦を。
それでは、ここまで読んでくださった方、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

みなさんもぜひぜひ、HF楽しんでくださいね。感想もバンバンつぶやいちゃってください。その際はどうぞ周囲の方へのネタバレにお気を付けて。


あー、早く円盤が欲しいですー。


(8/30追記)

忘れない内に急いで書きなぐった感想を下に貼ります。

またHF観に行きました。
セイバーのところは何回見ても涙ぐむ。士郎にもセイバーにもあんな表情されたら、涙無しでは観られない。
あと士郎に「俺には~も、罪の所在も分からない。でもこれから桜に問われるどんなことからも桜を守り続ける!」って言われて、桜が涙を流すシーン。あそこはほんとね。桜は人こ○したりとか、もう取り返しの付かないことをして、誰にも助けてもらう資格なんて無いって思ってたのに、それでも自分にそう言ってくれる人がいるっていうのが本当に心に響いたんだろうなって思った。そう考えたら、こっちも思わず泣いてた。桜、このとき本当に嬉しかったというか、救われたというか、本当に良かったねって。
エンディング前でも「変わらないでいてくれたもの」っていう桜の独白があったけど、それってきっと士郎の桜に対する想いってことだよね。ほんと士郎が桜のことを最後まで好きでいて、思い続けてたからこそ、こうなったんだなと。ほんと「桜、良かったね」(うるっ)って感じでした。今まで散々苦しまされた分、士郎と、凛と、他の皆と幸せな日々を送ってほしい。
(8/30追記ここまで)

(9/6追記)
凛と黒桜のシーンで思った、凛の魅力について。凛ってちゃんと現実を見てて、そのために時に冷酷で、このHFでも2章から一貫して桜を倒すっていうところは変わらなかった。それで最後の最後、桜を追い詰めてナイフを突きつけた。でもついぞそれを突き立てることは出来なかった。
妹がやっとのことでワンペア揃えたと思ったら、自分はフルハウス

なんというかこの、現実主義だけど情に脆いところが凛の魅力だなって思った。この2つは矛盾してるんですけど、矛盾した2つの特性を持ち合わせてるからこそ良いというか。綺礼の言ってた、「悪人が気まぐれに見せる善意、善人が戯れにする悪意(だったっけ。ちょっと違うかも)。その矛盾こそが人たらしめる」。これですよね。矛盾してるからこそ美しい……いや、やってることが美しいから、矛盾してても美しく見えるだけ……。うーん、難しい。
でもやっぱり、現実主義だけど情に脆いところが凛の魅力だなって思った。
(9/6追記ここまで)

(9/13追記)
桜の「私はこういう人間なんです…」っていう台詞、結構嫌いじゃない。
なんていうのか、もちろん自嘲もあるだろうし、「そんな風になりたいなんて一度も思ったことはなかったけど、こうなってしまったんです。もう、どうしようもないんです」みたいな諦観も感じられるし、これまで自分がやってきたこと(街のたくさんの人をこ○したり、凛を傷付けたり)を考えればああいうふうに自分を蔑まずにはいられなかったのだろうし、自分を悪く言うことで士郎に自分への気持ちを捨てさせて早くあの場から逃げて欲しかっただろうし、しかもそれを涙を流しながら言ってるし。涙を流しながら言うってことは、きっと本当は士郎が来てくれて嬉しかったし、士郎がまだ自分への気持ちを持ってくれてるであろうことも嬉しいんだろうなと。でも、早くあの場から逃げてもらいたいから、わざと(まあ自分が"そういう"人間であることは百も承知なのだろうけど)そう言ったりとか。たった一つのシーンに一体どれだけの感情が含まれていて、そのうえでああいう台詞だったり表情だったりするのかなと考えると、なんかもう色々泣けてくる…
(9/13追記ここまで)

(2021.3.31追記)
HF3章BD&DVD発売おめでとうございます。

また、この桜の季節での再上映もありがとうございます。
わざわざまた全国で上映するなんて、制作側はこの作品に凄く思い入れやこだわりがあるのだなと思いました。

というわけで、さっそく私も観に行きました。やはり劇場の音響施設で観るからこそより素晴らしさを感じられますよね。もう複数回観に行ってますけど、今でもぞくぞくわくわくするほどです。これから先こんな何回も観に行ってその度にわくわくする作品に出会えるのかな、出会いたいけどなぁと思う次第です。ほんとこの作品はストーリー、ビジュアル、音楽など全てが凄くて凄いです(語彙力)。

一応、原作の方は全ルートプレイしまして(桜ルート感想もおいおいあげたいです)、原作とどこが違うかなーとか考えながら観てました。それと私は黒化セイバーが好きなので、彼女がスクリーンに映るたびに、好きなキャラが出てくる喜びを感じていました。なんなら久々に見たのもあって「あぁ…セイバー…」ってほんの少し涙ぐんだくらいです笑

さて、いよいよBDで出るということで、家でもHF3章が見れますね。好きなキャラが出てくるシーンを抜粋して見るもよし、好きなシーンを繰り返し見続けるもよし、好きなシーンをコマ送りで見るもよしです。
私はとりあえず黒化セイバーVSライダーを見たあと、コマ送りで再生してみようと思います。あのシーンほんとやばいですよね。制作するのにいったいどれほどの手間がかかったのか…。じっくり堪能させていただきます!

あとサントラもですね!emiya聴きまくりたいです!ただHF2章のbgmをヘビロテしまくってたら、映画本編を見たときに映像と音楽が別個として聞こえるような感覚に陥ってしまって、その2つを一体のものとして楽しめなかったことがあるので、程々にしたいと思います…笑

それでは皆さん良きHF3章ライフを!

(2021.3.31追記ここまで)

大図書館の羊飼い 白崎ルート感想

大図書館の羊飼いの白崎ルートが終わりましたので、本当に軽く感想を書いていきます。

結論としては、メインヒロインそして図書部部長らしいラストで、道中、特にくっついた後の筧とのいちゃつきっぷりは彼女の人柄が表れているような優しい感じ・少し気の抜けた感じ(褒め言葉)で終始進んでいて、スススッーと滞りなくプレイできました。

少し思うところがあるとすれば、付き合う前のお互い好きになる描写がもうちょっとあればってところでした。
でも図書部の皆に後押しされて付き合って、その後みんなにイジられてるのは面白かったです。特に佳奈すけに「早く結婚しちゃってください」って白い目で言われたりしてたところとか笑いました(笑)


それにしてもまたこのルートでも筧さんのフォロー力が際立ってましたね。

ストーリー最後の大事業・「汐美学園を花でいっぱいにしよう」プロジェクトが予想以上に規模が大きくなり、各部員も必修の授業やバイトを休んだりせざるを得なくなりました。

そんな状況を見て白崎は「授業などを休んだりしなきゃいけないほどの大事に巻き込んで申し訳ない」そして「私の都合で始めたことにここまで付き合わせて申し訳ない」という思いを抱いていました。

そんなふうに悩んでいる白崎に、筧さんは「確かにきっかけはおまえの都合だったかもしれない。でも今は皆やりたいからやってるんだ。それにおまえの学園を楽しくたいという理想を掲げて、それをここまで実行出来るのは凄い。俺はそんなお前に心動かされて、学園生活も楽しくしてもらったんだ」というような感じで説得しました。
そしてその後、図書部の皆の口からもそれぞれ「白崎に付き合わされてるなんて思ってない。自分の意志でこの部活をやってる」と聞かされて、白崎の悩みは解消されます。

図書部の人達がみんな良い人なのももちろんですが、その前に筧さんが白崎の様子に気付いてきっちりフォロー入れてるのがさすがだなと。

これはゲームだからあっさりなのかもですし、人それぞれ状況によって違う部分もありますが、心が弱くなってる人にフォロー入れるのって凄く大変なことだと私は思ってます。

心が弱くなるとどうしても何言われても悪い方にとらえてしまったり、自暴自棄になってしまったり、ネガティブになりがちです。だからそういう人に対して自信を付けさせるように、気持ちを立ち直させるように話を出来るのって本当に凄いことだと思うんです。

このゲームの他のヒロインにしても皆それぞれ悩みを抱えていて、それに対して(彼氏ではありますが)他人である人間がどう介入していくのか。踏み込み方を誤ればさらに状況は悪くなるかもしれません。

だから私は筧さんがそのへん上手くやってるのを見て凄いなって思いました。まっ、筧さん頭良いですし笑。図書部の並みいる美少女・美人を飛び越えてビラ配り人気ランキング1位を取るくらい端正な顔立ちしてますし笑


それとあとは…筧さんが望月さんを振ったところは少し心が傷むものがありましたね。とはいえ、御園さんと佳奈すけに比べたら描写が少なかったぶん、ダメージも少なく済みましたが……。
やっぱ同じ人を好きになるって辛いですね…。

望月さんで思い出しましたが、最初は望月さんルートやるつもりでこっちに入ったんでした。でもルートが決まる選択肢を見て、「誰のルートに行きたいからどっちの選択肢を選ぶ」じゃなくて、誰のルートとか関係無く「話の流れ上、自分ならどっちを選ぶか」で選択肢を選んだら白崎ルートに行ってました。
ルートが決定するまでに選択肢は3つありましたが、順に白崎→白崎→望月でした。そしたら白崎ルート行きました。
最初はキャラ関係無く自分の思ったようにやりましたから、次は望月さんルートに入るようにやりたいと思います。


あと印象に残ったのは白崎の妹のさよりちゃんですね。ずっと入院しているっていうことだったのに、凄く明るくてはきはきしたしゃべり方をしていて、とても好感が持てました。最後の場面で登場したときも、姉相手に凄くしっかりしていてそこも好きでした。
やっぱ自分には持ってないものに憧れちゃうんですかねぇ。

そういえばリボンの色、紫でしたね。学年ごとに赤、青、紫。安易に黄色とか考えてた自分が浅はかでした笑

あれだけしっかりはっきりした印象を出されると、個人的には姉の白崎よりさよりちゃんの方が好きかもしれないです…笑
今度さよりちゃんの中の人がやってる別の作品を探してみようかなーとか思いました。

なんかまだ思ったことある気がしますが、一旦ここで締めたいと思います。思い出したら順次付け足します。

それではここまで読んでくださった方、どうもです。大図書館、楽しくプレイしてますよー。

それではまた。

大図書館の羊飼い 佳奈ルート後半感想

大図書館の佳奈すけルートの感想を書いていきます。

ただしゲームをプレイしながらケータイのメモ帳につらつらと某所で投稿する用に書き連ねたものなので、文体がおかしいです。それと箇条書きです。

このブログの趣旨は備忘録なので、とりあえず文体がおかしくても箇条書きでもなんでも残せればオッケーかなと。

というわけで以下、佳奈すけが脚本書いた寸劇が大成功して皆で海に行ったあと、佳奈すけが出てこなくなったあたりからの感想です。


佳奈すけルート終わりました。
割と…というかふつうに重い話でびっくりした。御園ルートよりはるかに重い。でも佳奈すけの生い立ちから来る価値観には一定の共感を持てたから、興味深い話だったって思えた。

あとやっぱ三角関係は見ていてきつい…。wa2を思い出しちゃった。wa2のパッケージ裏に書いてある「一人が幸せを掴む裏で、悲しみを背負う人が~」という言葉が好きでwa2に興味を持ったんだけど、佳奈すけの「友達の好きな人を奪っておいて『やっほー、おはよー』なんて言えないですよ」もやっぱりこれだろうから、見ていて「あぁ…」ってなっちゃった。

でもそれを聞いた御園が「見くびらないで!」って、「何があっても佳奈すけとは友達だから」って強さを見せつけた。

御園ルートのときの佳奈すけもそうだったけど、負けヒロインが輝くってやっぱこういうことなんだなぁって思った。負けヒロインの方が立場的な落差が大きいぶん、心が強いっていうか辛い現実を受け入れていく、受け入れている描写になるから。プレイしてる側としてもそういう場面の読み方になる。

で、そして何があっても友達と言ってくれた御園に、辛い現実を知ってるが故に佳奈すけが素直に受け入れられないところで、筧さんが「じゃあ俺が支えればいいんじゃないか」となったのは上手い落とし所というか、役どころだと思った。
上手いこと筧さんが空気にならずに「二人より三人」を作れていて。

筧さんはメタ視点も上手いから「三角関係の当事者ってこんな感じに物事見れるんだ」ってちょっと思っちゃったけど、そこらへんどうなんですかね。当事者になったことないから分かんない。

あと佳奈すけの「鎧」の話、恋愛を絡ませなくても解決できそうな流れだった気がしなくもないけど、出来ればそれも見てみたかったかなぁ。

そしてその後のデート場面で、筧に名前で呼んでって言われても佳奈すけが「恋人同士になったとしても、筧さんを敬う気持ちをなくしたくないんですよ」っていうところも良かった。他のヒロインはすぐ名前で呼んでて、それがダメと言ってるわけではないけど、ただそこに佳奈すけらしい姿勢が表れてて好きだった。

そのあと高峰と漫才も見せてくれたし、満足です。
やっぱギャルゲ・エロゲってギャグパートでバカ笑いさせてもらうのを楽しい要素の一つでもあると思ってるので、佳奈すけ達のこういうノリは本当好きです。

それとキスシーンのcgがえらい綺麗だなって思った。やや上からのカメラワークのせいか、たなびく髪のせいか、それっぽい服装のせいか分からないけど、芸人どころかお姫様みたいに見えた。あのcgほんと綺麗。

正直今まで筧さんの「俺は変わったんだ」的なやつを見てもほーんくらいにしか思ってなかったことも何度かあったけど、図書館デートの場面で佳奈すけと二人で本を読むことになって「今まで俺はずっと独りで本を読み続けてきて、それが当然だと思ってた」(でも今は違う)とか言ってるところはちょっと真に迫るというか、説得力があって、ここは素直に「ああ、筧さんも変わったんだな」って思えました。

それと同じ表現が三回も出てきてるのに、飽きるどころか使う度になるほどって思えた御園の「見くびらないで」は凄い。このルートでのファインプレー賞、立役者です。

佳奈すけのed曲、良い。…あれ?これ今までもその人の専用bgmに歌詞を当てたのをedにしてた?初めて気付いたんだけど…。
でも御園はあの壮大なやつだから違うよね。コル・カントをキャラソンにしてるならさすがに気付くはず…。だってコル・カント(御園のテーマbgm)は凄い好きなので、extra→musicで何回も聴いたんです…。

というか総じてこのルート、やけに気合い入ってるような気がします。気のせいでしょうか?

というわけで感想終わりです。忘れないようにプレイしながら書いたので、文章の流れとかめちゃくちゃなのはご容赦を。

この文章を読んで「そういえばそんな場面あったな」って少しでも大図書館を思い出してくれたり、「またプレイしてみようかな」と思ってもらえたら、ブログを書いた私としては嬉しく思います。あときっとゲームの製作者さんも嬉しく思ったりするかも…ですかね。

最後になりましたが、この大図書館の羊飼いってずいぶん前のソフトなんですよね。でも今だって楽しくプレイさせてもらってます。ですから、感謝の気持ちをここで述べたいです。
楽しんでプレイしてます。製作者さん、素敵な作品をありがとうございます。

というわけで今回はこのへんで。

好きなときメモ楽曲について その1

今回は自分の好きなときメモ1関連の楽曲を適当に紹介したいと思います。


ときメモにハマり出してから関連CDをバカみたいに漁り出している、というのは以前も書いた気がします。


というわけで、私が今持っているときメモ関連の主なCDを以下に書き並べていきたいと思います。


ときめきメモリアル ボーカル・ベスト・コレクション
藤崎詩織 forever with you、memories、たいせつな君へ
朝日奈夕子 hero
古式ゆかり 乙女想夢
館林見晴 my sweet days


ボーカルベストコレクションと各ヒロインのCDには重複もあるみたいですね。まあ全部が全部被るわけでもないですし、こういうのってなんか買ってしまいますよね笑


さて、曲の中身の話に入りたいと思います。
私はとりあえずCDを買ったら、最初にざっと全トラックを再生して「おっ、これ良い!」ってなったものを音楽プレイヤーに取り込んで聴くようにしています。


曲の好きになり方って「聴いた瞬間に直感であっ、これ良い!」ってなるのと、「最初はそこまでではなかったけど、何回か聴いてる内に良いと思うようになった」の2つが少なくともあると思うんです。


私は前者の方法でとりあえず楽曲を絞ってしまいましたが、後者のような感じで好きになる楽曲もまだCDに眠っているかもしれません。とはいえ、1つのアルバムに自分の好きになれる曲が2曲でも入っていれば上出来だと思っていますし、またふと思い立ったときにCDの聴き直しをして好きな楽曲を見つけたいなと思います。


ここからは、私が好きな楽曲をいくつか紹介したいと思います。


直感で好きになったものに対して後からあれこれと言っても、結局は全部後付けになってしまって「直感で好きになったんだから、その理由もくそもないでしょ」って感じもしますけれど…苦笑
それでも、誰かに自分の好きなものを紹介する上で言語化をするということはとても大事なことだと思うので、なんとか上手く紹介していきたいなと思います!(上手く伝わらなかったらごめんなさい!それは私の能力不足です…)



さて、紹介曲のトップバッターはやはり「ボーカルベストコレクション1」より「もっと!モット!ときめき」です!


これはサビに入るまでもなく、聴いた瞬間に良いと思った曲でした。

良いですよね、この曲!(語彙力)

良いなぁと思いながらこの曲を聴いていたら、案の定ゲームのOP曲だったということで。やはりOPに使われるようなのは良い曲なんだなぁと思いました。多くの人が高確率で良いと思うような曲をOP曲に採用…してはいるんでしょうね、たぶん。

この曲の魅力は…なんでしょう。全部?藤崎詩織もとい金月さんの歌声・歌い方、歌詞、メロディー。それらが1つに合わさったこの曲が好きなんですから、「この曲の全部が好き」と言ってもいいのかもしれませんね。

個人的に好きなのは「駆け抜けてゆーくー、私のメモリアール」の後の「トゥットゥルー、トゥットゥルー」の部分です。それと最後のワンフレーズはクライマックスだし全体的に素晴らしいんですが、その中でも「自分ーでも分かる、胸ーの高鳴りー」の歌い方が大好きです。そこホントに好きです。
あと間奏のギター凄い。よくぞあんな弾けるもんだなーと素人目線から感心してます笑

この曲に限らずですけど、イヤホンを付けてじっくり聴くとドラムやらギターやら色んな音がたくさん聴こえてきて凄く楽しいですよね。「おおー、こんな音も鳴ってたのか」っていう発見をしたときは凄く楽しくなります。



さて、次に行きましょう。
次も「ボーカルベストコレクション1」より、「恋愛物語入門 1,初歩の初歩」です


これも良い曲ですよね(2回目)

「じゃあどこを良いと思ったの?」と…。
考えちゃってる時点で後付けになっちゃってますね…苦笑

初見で気に入った理由はイントロ含めた曲調と、サビですかねぇ。
特に「幕が上がれば本番勝負よ」からの上がり具合だと思いますね。その部分の歌詞だったり、歌い方だったり。

恋する自分をドラマになぞらえた、というか恋する自分がドラマのヒロインだって言ってるようなものですね。そんなこの曲の歌詞ですが、良いと思います。いかにも思春期というか、青春期らしくて。特に最後の「一生かけて綴る小説の主人公は自分自身だから」とか。自分がしている恋は自分が主演であるドラマのようなもので、だからもちろんヒロイン(主演女優)は自分で。
そして「あなたの第2章から私も登場人物に書き加えて」と歌詞が続くところで、なんか視点というか主観?主人公?が変わっちゃってる(ヒロインからヒーローに)気もしますけれど。

でもこのフレーズ自体はすごく好きです。「あなたの第2章からは私と一緒に歩んでいきましょう」って、そういう感じが凄く出てるので。


ところで十一夜恵って誰なんだろうってこの曲を初めて聞いたとき思いました。私が事前に調べていまPS版にはいなかったので…。確かGB版のヒロインなんでしたっけ。それと中の人の國府田マリ子さんという方で、自分の名前名義のCDがたくさんありますよね。ときメモのCDを探してるときによく見かけましたよ。その時代の大御所声優さん…だったのでしょうか。



さて、次は「おサカナになりたい~1000wに願いを~」です。

この曲は出だしからして明るく元気のある曲だと思いました。

ですが、歌詞は意外とそうでもないんですよね。私はあなたに恋してるけど、あなたが恋してるのは私じゃない。あまつさえ恋愛対象にすら見られてない、私はこんなにもあなたのことを見ているのに…って感じでしょうか。切ない系ですね

ところがどっこい、そこはさすが虹野さんと言うべきか、最後は「いつか言葉無しでわかりあえる サカナのように 寄り添い泳ぐ恋人になり また来ようね」と終わってるのがポジティブでいいなと思います。

なんかこの曲を聴いてるとどうしても「藤崎詩織に恋する主人公が、友達ポジションの虹野さんとデートスポットの下見に付き合ってもらっている」って設定が浮かび上がってしまいますね。「藤崎詩織←主人公←虹野さん」っていう関係性が見える見える。どうなるんでしょうねぇ、この場合の行く末は…。



よく見たらこの「ボーカルベストコレクション」にはゲーム本編ED曲の「二人の時」も入ってたんですね。最初にこのCDを聴いたときの自分は、これに反応しなかったんでしょうか。見る目ないなぁ…
まあでも苦労して迎えたEDで聴くからこそ、思い出や記憶に残るものですよね。もちろん、二人の時も今では大好きな曲です。


さて、そろそろ一区切りつけて投稿したい気分になってきたので一旦ここで切りたいと思います。


一応ではありますが、あとこのCDで好きになった曲は

だからっ!
パジャマ・デート
あなたの瞳にうつる時間
神様の常識

あたりでしょうか。この辺はまた後日にでも感想を述べるかもしれません。


それにしても、1つのアルバムからこれだけ好きな楽曲を発掘できれば上出来も上出来ですよね。
このときは「この曲は自分の好きなキャラが歌ってる曲だから」とか、何のバイアスも無く曲を聴けていて良かったですね。そういう何も先入観が無い状態で抱く感想って何より大事だと思います。そういう状態だからこそ、自分の本当の好みが見えてくるのだと思いますから。


それではひとまずこのへんで。亀更新ですが、これからも続けていきたいと思います。

ときメモ1 感想 3周目

ときメモももう3周目。多少はノウハウが分かってきたかな?というところで、いよいよ藤崎さんを攻略したいなぁ、と。


この頃にはときメモのCDもバカみたいに買い漁り始めてて、藤崎詩織の歌声に魅了されてたのもあります。彼女の綺麗な歌声を聴くたびに、彼女自身がどういう人であるのかという興味も溢れて止まらぬ頃でした。


というわけで、3周目・藤崎詩織さんの攻略を狙って始めまーす


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…というお決まりは置いておいて。


ぶっちゃけ詩織は好感度が低いときのめたくそな言い放ちっぷりとかの事前のイメージがあれすぎて、実際どんな人だろうと思いましたが全然ふつうでしたね。そりゃそうか、うん。


さて、一通りやった感じとしてまず一つは「ザ・幼馴染だなー」って感じでした。虹野さんのような溢れる優しさというよりも、どちらかといえば朝日奈さんと一緒にいるかのようなはしゃぎっぷり・元気を感じました。ゲーム内のイベント的にいたずらっ子っていうイメージも結構ありました。


そこはやっぱり幼馴染ゆえの、良い意味での遠慮無さ、幼馴染の相手だからこそ出せる素顔…って感じでしょうか


そしてもう一つが「恋する少女」だなって。優しい少女というより、恋する少女の方がしっくりきました。優しいキャラ枠は虹野さんですね、今作では。
詩織ルートをプレイしている中で「ときめきメモリアルは主人公の男の子がヒロインの女の子と結ばれていくゲームではあるが、むしろ藤崎詩織の方がときめきメモリアルしてるんじゃないか」って感じがしました


なぜかというと、イベントデートはなんか昔を懐かしんで疎遠になった今を憂えてるものが多いように感じたからです。


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疎遠になった今を憂えてるというのはつまり、現在進行形で主人公に対する好感度がグングン上がってるということですよね。

「昔はよく遊んでたけど、今は全然会わなくなって…。でも、今からでも、遅くないよね…」

全体的にそんなスタンスで、幼馴染だった主人公にだんだん惹かれていく描写が多く、そしてそれをよりプレイヤーが感じられるように作っているのかなぁ、なんて。


小さい頃によく遊んでいた男の子。そして時は経ち、青春の高校生活を過ごす中でその男の子に恋をした女の子。昔はあんなに一緒にわいわいしてたのに、今はすっかりご無沙汰。過去を懐かしんでも時計の針は戻らない。それでもそんな過去を思えば思うほど、溢れる恋の感情が止まらない。


下手くそなポエムですけど、なんというかこんな感じ。このゲームは主人公=プレイヤーの物語だけど、それと同時に藤崎詩織の物語でもある。それを今までクリアした他のヒロイン以上に強く感じました。


なんなんでしょう、この感じは。やはりメインヒロインだからテキストにも力が入っているのか、詩織はメインヒロインだから特別なんだとプレイヤーである私が意識してしまっているがゆえのものなのか。


なんか考察じみた感想は一旦置いておいて、もっと分かりやすいプレイ感想をば。


ぶっちゃけ可愛かったです。特に良かったのはクリスマスパーティー後のデートでしょうか。幼馴染感出まくり、詩織はしゃいでて可愛い。からのホワイトクリスマスという最高のシチュエーション。でも二人が離ればなれになった元凶はあなたじゃんっていう笑


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合宿の食中毒事件も面白かったというか、なかなかにびっくりしましたね。詩織ってメシマズキャラだっけ?って笑 おそらく偶然変なものが出来ちゃったんだとは思いますが笑


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あとは観覧車でのイベントデートですかね。このイベントデートを見たとき、「ときメモがラブコメ、もといギャルゲーをやってるだと…!?ときメモRPGやシューティング、シミュレーションが複合したゲームだったはず…!()」ってびっくりしましたよ笑


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とまあ、そんなこんなで進めてまして。3年生になる頃にはあと根性のパラメーターを上げれば良いところまでいっていました。でもなんかあれですね。3年生のときが一番余裕なかったですね。根性が上がりにくいパラメーターだからなのか、ゴール(卒業)が見えてしまっていて否が応でもエンディングを意識させられるからなのか…笑
1、2年生の頃はひたすら他のヒロインが登場しないように気を付けながら運動と根性以外のパラメーターを上げるだけで、それ以外は詩織とデートしまくりで全然気持ち的に楽だったものですから…笑


あとプレイしてて「おぉ~!」ってなったのはここですかね。最後の年の初詣イベントです。


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勇気の神様!ときメモ2のopにして超名曲!「勇気の神様はときメモ2のopであるが、それと同時に藤崎詩織の歌でもある」というのをどこかで見ていたんですよね。それがこの場面を見て、ようやく合点がいきました。こういうことだったのかと

こういうの見ると「藤崎詩織ときめきメモリアルしてるなぁ。恋する少女なんだなぁ」って。ほんとに思いました。


そして学生生活最後の3ヶ月を迎える頃には当然必要パラメーターも全て揃えていました。でも正直美樹原さんと優美ちゃんに阻まれるのではないかと内心ずっとビクビクしてました…笑

爆弾が爆発したらまずいから定期的にデートはしますけど、彼女らはすぐときめきモードに入っちゃって…笑 後で調べましたが、美樹原さんはどうもときめき度がかなり上がりやすいようでしたし。金月さん?も「おまえじゃねーよ!笑」って言ったとかなんとか…笑

いや、でもほんと美樹原さんは好感度上がりやすいのに対して、詩織は絶対好感度上がりにくいようになってますよこれ() 確かに根性のパラメーターは低かったけど、それ以外のパラメーターは高い状態で何十回とデートしてたのに全然ときめき状態になってくれなくて…。本当に幼馴染なの、あなたたち()


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まあでも、無事に藤崎詩織さんの告白を受けられたんで良いんですけどね!終わり良ければ全て良し!()
告白の画面で下から上にスクロールするとき赤い髪が映ったから一瞬「えっ、夕子!?登場させてないはず」ってなったのは内緒。


ちょっと話が脱線しますが、前回プレイで攻略した人は次回プレイでは絶対登場させないようにしてるんですよね。この場合だと、前回は虹野さんを攻略したから今回は虹野さんを登場させずに詩織を攻略する、といった具合に。
だって辛抱たまらないじゃないですか、ついこの間攻略したヒロインを今度は放ったらかしにするなんて…笑
「次々別の女の子を取っ替え引っ替え攻略しておいて今さら何を…」ってなるかもしれませんが、まあそれが最低限の礼儀?みたいなものとして。ただの自己満ですが、一度攻略したヒロインにはそれなりに思い入れもありますし…ってことでここは一つ勘弁してもらいたいなと…。


さて、お話が逸れました。
詩織の告白ですが…良いとは思います。幼馴染だったときから秘めていた想いを、今、この伝説の樹の下で…!っていう黄金も黄金なパターンですよね。


告白自体は良いものだったと思いますが、違和感を感じた部分もありました。
それは「幼馴染だったときからずっと想ってました」的なニュアンスを感じたところです。


大きくなるにつれて一緒に遊ばなくなって、もう完全に忘れて…はいないまでも、主人公のことは意識しなくなっているんじゃないかなって。先程も述べましたが、詩織とのイベントデートでよく見るスタンスは「昔はよく遊んでいたけど、今は疎遠になっちゃって…」です。疎遠になったということは、少なからず主人公に対する興味を失っているということなのではないかと…。まあ小はまだしも、中・高校生になれば同性の友達と遊ぶことの方が多くなるでしょうから、本人の気持ち如何に関わらず、自然と疎遠にはなってしまうものなのかもしれませんが。


これについては「本当は主人公と遊びたかったけど、同性との付き合いが増えて遊べなくなっただけかもしれないじゃん」との反論もあると思います。確かに、それについては言及されてない(たぶん)以上、真偽は分かりません。しかし、次に挙げる事柄についてはどうでしょうか。


それは、藤崎詩織のクリアに必要なパラメーターです。もし幼馴染としてずっと想い続けていたのなら、ときメモ1のヒロイン中もっとも厳しいクリア条件が課されることはなかったんじゃないでしょうか。幼馴染補正の好感度があるなら、もう少し緩い条件でクリアできてもいいはずです。


だからやっぱり、高校に入って主人公にときめくまで、詩織は主人公のことは別に良くも悪くもあまりどうとも思ってないのだと私は考えます。ていうかそれこそただの幼馴染くらいに考えていたと思います。


それでも主人公が告白までこぎ着けられたのは、やはり主人公が努力しているからで。勉強にスポーツに、見た目にも気を配って自分を高めようとしましたよね。


その結果として、藤崎詩織は主人公に惹かれていく。まあ単純にデキる男が好きなのか、その努力の過程に惚れたのかは分かりませんけれど。


どちらにしても、高パラメーターが必須な以上、幼馴染であることは必要条件ではなく、十分条件なんじゃないかと私は思います。
高パラメーターであれば幼馴染である必要は無い。反対に、幼馴染であっても高パラメーターでなければならない。
だから、幼馴染をキーにした告白はなんか違和感があるなぁって思いました。


告白の台詞自体も見返してみたらなんとなーく論理が一貫してないような気もしますし。
「私だって男の子と付き合ってみたかったし、ラブレターだって何通ももらったわ。でもどうしても付き合う気にはなれなかったの。だってあなたが側にいてくれたから…」とか。だって今では全然一緒に遊ばなくなってるんだから側にいるわけではないし。それに高校に入るまでは主人公はパラメーターが低くて、詩織が満足するような素敵な男性(学祭イベの弁論大会で言ってた)じゃなかったはずだし。
いや、でもこの台詞自体が高校生のときの話だったら整合するか…。高校のときはそれこそベッタリだったし。んー……でもこれを高校生のときだけのことと限定してしまうと主人公と詩織が幼馴染であるという必要性が無くなってしまうような…。


うーん…難しい…。まあ恋は理屈じゃないとか、10代の恋に論理的とか整合性とか求める方がおかしいとか、そもそも整合性が取れるようにシナリオや会話をゲーム開発者が作ってないとか考え出したらここまで長々書いてきたのが全て意味の無いものになってしまう。いや、それはそれで良いんですけどね。解決するんならそれに越したことはないですから。


「あなたのことはただの幼馴染だと思ってた。でも私の本心を悟られるのが怖くて、そう思い込んでいたのかもしれない。でも卒業して離れ離れになるかもしれない今になって、ようやくこの気持ちに気付いたの」
これも告白セリフの一部で、先ほどの「あなたが側にいてくれたから…」の続きです


……あぁ、もしかしてこれって「好きな女の子に対して、男の子が本心とは裏腹にそっけない態度をとってしまう」的なあれ?それの逆バージョン?詩織はずっと主人公のことが好きだったけど、その好きという「本心を悟られるのが怖くて」そっけない態度を取るようになったり、主人公を好きであるということが恥ずかしくて、(それで進学とかで同性とたくさんつるむようになったりして)一緒に遊ばなくなって疎遠になった…と。詩織に対して好意的に解釈しすぎかな?
でもしっくり来ないことはない。でもどうしてもそうじゃないんじゃないの?と心のどこかで思ってる部分もあるんですよ…

それってあれかも。藤崎詩織は腹黒っていうなんかネットでよくあるイメージを持ったまま詩織の攻略を始めてしまって、詩織の全ての行動に対してそういう裏があるんじゃないかとか無意識の内に勘繰るようになってしまっていて。だからこの告白の台詞に対しても「本当はそんなこと思ってないけど、そのフリをしてそうやって言ってる」とか疑ってしまっているのかもしれない。だとしたらお恥ずかしい限りです…。バイアスって怖いですね…
現実でも裏表は誰だってあるし、「本当はそう思ってないのにそう言ってる」なんてそれが事実か嘘かなんて考え出したらキリがない。それならせめて、ゲームの中でくらいは純粋な気持ちで楽しむのが良いのかもしれない


なんかここまで自分で書いててあれですけど、凄いですね。この文章を書いてる内に自分の考えが二転三転してますね。それこそ論理も一貫性もへったくれもなくて(笑)


さて、そろそろ風呂敷たたまなきゃ…

確かに詩織は腹黒とかタカビーとかそういうのはネットでよく見ます。そう思わせるような描写もゲーム内にあるでしょう(正直、弁論大会のあれはどうかと思った…)。でも、藤崎詩織は可愛いくて頭も良くてスポーツも出来る学園の万能スーパーアイドルなんだから、それだけで十分尊敬できます。それに声が良くて歌も上手い。詩織の曲で好きなのたくさんあります(できればまた次回以降のブログにでも書きたい)。それだけで十分です。だってゲームだし。


ゲームだって娯楽の一部なんですから、好きなところだけ取って楽しめば良い。別に現実で詩織と結婚できるわけでもないですし。本当は後で書こうと思ってたんですけど、ED後のアルバムモードでの詩織めっちゃ可愛いですよ。結婚したら絶対ラブラブですね。誰か詩織とのいちゃいちゃラブラブSSください(早口)

こんな感じで楽しめば良いのではないでしょうか。

改めましてまとめると…詩織は性格悪いところもあるかもしれないけど、可愛いくて頭良くてスポーツ出来て歌が上手いからそれだけで好きだし、一旦ラブラブになれば絶対破壊力やばいからオッケーだと思う。というスタンスで今後は行こうと思います。


それに私にはまだ「旅立ちの詩」という最高の爆弾が残っていますので、凄く楽しみです。


そしてこのときメモというコンテンツ、ゲームも音楽もとても楽しませてもらっています。楽しんで興味関心を持てたからこそ、これだけたくさん文章を書けているのだと思います。でも、ここまでの3記事で自分がときメモをプレイしていて考えたこと全てを書けたわけではないですし、言葉足らずであらぬ思いをさせてしまうかもしれないということはここに記しておきます。


さて、長々とつまらないお話で申し訳なかったです。最後の方は完全に脱線してましたし。最後までお読みくださった方がいましたら、それは本当にお付き合い頂きありがとうございました。

次はときメモの好きな曲の話か、また別のゲームのことを書くか…。そこはまだ未定です。


なんか書くタイミングを逸してしまったので、最後にこれだけ…。この詩織の立ち絵良いよねっていう、それだけ。


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ときメモ1 感想 2周目

ときメモ1感想・2周目です


次に攻略しようと思ったのは虹野さんという子でした。エンディングで各ヒロインの立ち絵が3ver(制服、私服、パーティー衣装)が出てくるのですが、それを見て一目で気になったからです!


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名前は分からなかったのですが、そのときたまたま話してたフォロワーさんに教えてもらいました!笑

そこで運動部に入ればマネージャーをやってるかも!ということを教わり、1周目で強制退部になったサッカー部に「今度こそは!」と入りました。そしたらちょうど虹野さんがマネージャーをしてまして。ほんとラッキーでした!


というわけで早速デートしようと電話をかけるのですが、結構断られるんですよね。前回プレイで朝日奈さんと遊びほうけてる感覚でやってたらダメみたいです…笑 いや、でもほんと朝日奈さんはほぼデートのお誘いを断られなかったんですよねー。まあデートのお誘いなんかしてないで、部活行けよってことなのかもしれません笑


とまあそんな感じで虹野さんを攻略することにして、それにあたってクリア時の参考パラメーターやイベントデートの発生条件を例によって調べたりしてやってました


そんな中で、今回もいろいろなことがありました。部活で運動のパラメーターが上がりすぎた結果、伊集院家の執事さんに変な目で見られたり…。「よっしゃ、虹野さんとカラオケデートだー!」と意気込んでたら、なんかよく分からん不良に絡まれてバトルになったり…。文化祭でシューティングゲームやったり…。よく分からない奥義を習得したり…。ムキムキの40年くらい前の感じの番長が「袖竜!」とか言って、波動を撃ってきたり…。なんか倒しちゃいましたけど…笑 しかも虹野さんがサポートキャラになってて、回復とかしてくれてたんですよ!


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ときメモって何のゲーム?」ってなりましたね、冷静に笑



…ここまで肝心の虹野さんの話がほとんど無いですね。虹野さんの話をしましょう…!

結論から言うと、虹野さん凄い可愛かったです。
プールで溺れた虹野さんを助けるために人工呼吸したのを聞いて、すごい恥ずかしがってたりとか。
修学旅行で体調を崩した虹野さんを看病をしてたら「ずっと風邪を引いていたいな…」ってボソッと言ったり。


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それと告白がすごく良かったです。今まで見てきた各ヒロインの中でも一番好きです(といっても3人しか見てませんが…)。


「何事にも頑張って向かっていくその姿勢に惹かれて。私が悩んだり辛かったときも、あなたのそのひたむきな頑張りに励まされて、どんなときでも切り抜けてこれたわ」


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ここのフレーズが大好きなんです。これってまさに虹野さんが理想としてる人なんだろうなって。そしてそんな人が目の前にいるわけで。で、その人のことが好きで。なんかもうやばい。心から自分の望む人に恋をした。恋をできた。それがもうエモい?っていうんですかね。ほんと良いですよね


と同時に、その言葉を自分自身も噛み締めなきゃなって。いつもひたむきに頑張って生きていこうって、そう思えました。人生を生きてれば、どうしても暗くなったり、悲観的や投げやりになっちゃったりと気持ちが下向きになったりします。でも、そんなときはこの虹野さんのセリフを思い出してがんばろうって。初めて虹野さんの告白を見たときにそう思えたから、私はこのシーンが大好きです


虹野さんはとても真面目でひたむきでまっすぐで、ほんとに良い子ですよね。そしてさっきも書きましたが、虹野さんが求めてる人もきっと彼女と同じひたむきな人。虹野さんは自分のことをひたむきでまっすぐだとは思っていないのでしょうけれど、でもそんな二人はとてもお似合いですよね。
虹野さんには良い人に恵まれて幸せになってほしいと心から思います。


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と、いうというところでときメモ1感想・2周目おわりです。
次は3周目の感想を書いていきたいと思います。そのうち、ときメモの好きな曲の記事も書いてみたいなと思っています。

ときメモ1 感想 1周目

さて、ときメモの初プレイ

いきなりびっくりしたのは藤崎詩織の誕生日をプレイヤーが変えられるところ。「これは絶対なんかある…!誕生日を忘れてたら好感度下がるやつだ…!」と早々に恐れおののいていました…笑


というわけでゲームを始めると…文系、芸術、雑学根性など、ステータスがいっぱい。やはり学生は文武両道だろうと、全ステータスをまんべんなく上げようとあのときは考えていました。それがときメモではやってはいけないことだと知らずに…

如月さんや片桐さんは1年の前半で早々に登場していました。あとは朝日奈さんに、古式さん、紐緒さん、鏡さん、優美ちゃん。振り返ってみればやばいな、これ。よく爆弾処理してたなぁ……いや、爆発したな確か。古式さんの爆弾が。でも意中のキャラとはデートしまくってたので、爆発してもときめき状態のままだった気がする。

とまあ、そんな感じで続いていったときめき高校での学校生活。
そして青春の学校生活といえば運動部!と意気込んで入ったサッカー部は、1年生で退部になりました。月に1回の練習日を忘れて寝過ごしてたんですねー。いやぁ、あれはやっちまったと思いました。他に入りたい部が無かったので、その後はずっと帰宅部でした。
あとは体育大会のスプーン競争?という名前だったか…あれが難しすぎて無理でした。ボタン連打で走りながら方向キーだかLRボタンも動かすのはきつかったです


…という本筋の恋愛シミュレーションとは違う話はここまでにして、最初にクリアしたのは朝日奈夕子さんでした!


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一周目に登場したヒロインの中では一番ルックスが好みで(こんな選び方でごめんなさい…)、それと明るい彼女に引っ張られるように楽しい生活を送れるんじゃないかと思ったのが、彼女を選んだ理由です。

彼女を好きになってからは攻略サイトを読み漁って彼女の好みを勉強して(その結果、夕子は毎年水着が違うことを後から知って落胆したり…笑)、何度もデートを重ねて…。ニューミュージックのコンサートや話題の展示をやってる美術館、あとはスケート場とか行ったり…。でもやっぱり一番はナイトパレード!ほんと良かった、あのイベントは…。ああいうのをリア充というのではないでしょうか
あぁ、デレた夕子は可愛かったなぁ…

そんなこんなで3年の1月とかになってくると、もう終わるのが分かってるから妙にムズムズしちゃって…


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でも、無事に朝日奈さんから告白してもらえました!個人的にはかなり良い告白でした。


「もう流行なんてどうでもいい!あなただけいてくれたら、他に何にもいらない!」

はぁ、ほんと良い…。たまらない…。好きっていう感情って凄い。
それでその後すぐに「でもそんなあなたと一緒に流行を追っかけられたらもっと良いよね!」って言われて、ちょっと「あれっ?笑」ってなったけど、そういうところも夕子らしくて良いのかなって…!

セリフも良かったけど、告白中にコロコロ変わる表情もとても可愛かった。困り眉毛で不安そうに告白したり、「ウル馬鹿なんだから!」と怒る表情も、最後いつもの調子に戻ったときの笑顔も、全部素敵だった。
というわけで、みんなもぜひ朝日奈さんルートやってね!


夕子ルートをクリアしたのはもうずいぶん前で、プレイしてたときに思ったことや夕子の魅力など、全てを書き残すことは出来ませんでしたが、ひとまずこれでときメモ1・1周目の感想はこれで終わりにしますー

次回は引き続き、2周目のお話でもしようかと思ってます