いろいろ感想とか

備忘録的な意味も兼ねて、いろんなものの感想を書いていきます

ときメモ1 感想 3周目

ときメモももう3周目。多少はノウハウが分かってきたかな?というところで、いよいよ藤崎さんを攻略したいなぁ、と。


この頃にはときメモのCDもバカみたいに買い漁り始めてて、藤崎詩織の歌声に魅了されてたのもあります。彼女の綺麗な歌声を聴くたびに、彼女自身がどういう人であるのかという興味も溢れて止まらぬ頃でした。


というわけで、3周目・藤崎詩織さんの攻略を狙って始めまーす


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…というお決まりは置いておいて。


ぶっちゃけ詩織は好感度が低いときのめたくそな言い放ちっぷりとかの事前のイメージがあれすぎて、実際どんな人だろうと思いましたが全然ふつうでしたね。そりゃそうか、うん。


さて、一通りやった感じとしてまず一つは「ザ・幼馴染だなー」って感じでした。虹野さんのような溢れる優しさというよりも、どちらかといえば朝日奈さんと一緒にいるかのようなはしゃぎっぷり・元気を感じました。ゲーム内のイベント的にいたずらっ子っていうイメージも結構ありました。


そこはやっぱり幼馴染ゆえの、良い意味での遠慮無さ、幼馴染の相手だからこそ出せる素顔…って感じでしょうか


そしてもう一つが「恋する少女」だなって。優しい少女というより、恋する少女の方がしっくりきました。優しいキャラ枠は虹野さんですね、今作では。
詩織ルートをプレイしている中で「ときめきメモリアルは主人公の男の子がヒロインの女の子と結ばれていくゲームではあるが、むしろ藤崎詩織の方がときめきメモリアルしてるんじゃないか」って感じがしました


なぜかというと、イベントデートはなんか昔を懐かしんで疎遠になった今を憂えてるものが多いように感じたからです。


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疎遠になった今を憂えてるというのはつまり、現在進行形で主人公に対する好感度がグングン上がってるということですよね。

「昔はよく遊んでたけど、今は全然会わなくなって…。でも、今からでも、遅くないよね…」

全体的にそんなスタンスで、幼馴染だった主人公にだんだん惹かれていく描写が多く、そしてそれをよりプレイヤーが感じられるように作っているのかなぁ、なんて。


小さい頃によく遊んでいた男の子。そして時は経ち、青春の高校生活を過ごす中でその男の子に恋をした女の子。昔はあんなに一緒にわいわいしてたのに、今はすっかりご無沙汰。過去を懐かしんでも時計の針は戻らない。それでもそんな過去を思えば思うほど、溢れる恋の感情が止まらない。


下手くそなポエムですけど、なんというかこんな感じ。このゲームは主人公=プレイヤーの物語だけど、それと同時に藤崎詩織の物語でもある。それを今までクリアした他のヒロイン以上に強く感じました。


なんなんでしょう、この感じは。やはりメインヒロインだからテキストにも力が入っているのか、詩織はメインヒロインだから特別なんだとプレイヤーである私が意識してしまっているがゆえのものなのか。


なんか考察じみた感想は一旦置いておいて、もっと分かりやすいプレイ感想をば。


ぶっちゃけ可愛かったです。特に良かったのはクリスマスパーティー後のデートでしょうか。幼馴染感出まくり、詩織はしゃいでて可愛い。からのホワイトクリスマスという最高のシチュエーション。でも二人が離ればなれになった元凶はあなたじゃんっていう笑


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合宿の食中毒事件も面白かったというか、なかなかにびっくりしましたね。詩織ってメシマズキャラだっけ?って笑 おそらく偶然変なものが出来ちゃったんだとは思いますが笑


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あとは観覧車でのイベントデートですかね。このイベントデートを見たとき、「ときメモがラブコメ、もといギャルゲーをやってるだと…!?ときメモRPGやシューティング、シミュレーションが複合したゲームだったはず…!()」ってびっくりしましたよ笑


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とまあ、そんなこんなで進めてまして。3年生になる頃にはあと根性のパラメーターを上げれば良いところまでいっていました。でもなんかあれですね。3年生のときが一番余裕なかったですね。根性が上がりにくいパラメーターだからなのか、ゴール(卒業)が見えてしまっていて否が応でもエンディングを意識させられるからなのか…笑
1、2年生の頃はひたすら他のヒロインが登場しないように気を付けながら運動と根性以外のパラメーターを上げるだけで、それ以外は詩織とデートしまくりで全然気持ち的に楽だったものですから…笑


あとプレイしてて「おぉ~!」ってなったのはここですかね。最後の年の初詣イベントです。


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勇気の神様!ときメモ2のopにして超名曲!「勇気の神様はときメモ2のopであるが、それと同時に藤崎詩織の歌でもある」というのをどこかで見ていたんですよね。それがこの場面を見て、ようやく合点がいきました。こういうことだったのかと

こういうの見ると「藤崎詩織ときめきメモリアルしてるなぁ。恋する少女なんだなぁ」って。ほんとに思いました。


そして学生生活最後の3ヶ月を迎える頃には当然必要パラメーターも全て揃えていました。でも正直美樹原さんと優美ちゃんに阻まれるのではないかと内心ずっとビクビクしてました…笑

爆弾が爆発したらまずいから定期的にデートはしますけど、彼女らはすぐときめきモードに入っちゃって…笑 後で調べましたが、美樹原さんはどうもときめき度がかなり上がりやすいようでしたし。金月さん?も「おまえじゃねーよ!笑」って言ったとかなんとか…笑

いや、でもほんと美樹原さんは好感度上がりやすいのに対して、詩織は絶対好感度上がりにくいようになってますよこれ() 確かに根性のパラメーターは低かったけど、それ以外のパラメーターは高い状態で何十回とデートしてたのに全然ときめき状態になってくれなくて…。本当に幼馴染なの、あなたたち()


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まあでも、無事に藤崎詩織さんの告白を受けられたんで良いんですけどね!終わり良ければ全て良し!()
告白の画面で下から上にスクロールするとき赤い髪が映ったから一瞬「えっ、夕子!?登場させてないはず」ってなったのは内緒。


ちょっと話が脱線しますが、前回プレイで攻略した人は次回プレイでは絶対登場させないようにしてるんですよね。この場合だと、前回は虹野さんを攻略したから今回は虹野さんを登場させずに詩織を攻略する、といった具合に。
だって辛抱たまらないじゃないですか、ついこの間攻略したヒロインを今度は放ったらかしにするなんて…笑
「次々別の女の子を取っ替え引っ替え攻略しておいて今さら何を…」ってなるかもしれませんが、まあそれが最低限の礼儀?みたいなものとして。ただの自己満ですが、一度攻略したヒロインにはそれなりに思い入れもありますし…ってことでここは一つ勘弁してもらいたいなと…。


さて、お話が逸れました。
詩織の告白ですが…良いとは思います。幼馴染だったときから秘めていた想いを、今、この伝説の樹の下で…!っていう黄金も黄金なパターンですよね。


告白自体は良いものだったと思いますが、違和感を感じた部分もありました。
それは「幼馴染だったときからずっと想ってました」的なニュアンスを感じたところです。


大きくなるにつれて一緒に遊ばなくなって、もう完全に忘れて…はいないまでも、主人公のことは意識しなくなっているんじゃないかなって。先程も述べましたが、詩織とのイベントデートでよく見るスタンスは「昔はよく遊んでいたけど、今は疎遠になっちゃって…」です。疎遠になったということは、少なからず主人公に対する興味を失っているということなのではないかと…。まあ小はまだしも、中・高校生になれば同性の友達と遊ぶことの方が多くなるでしょうから、本人の気持ち如何に関わらず、自然と疎遠にはなってしまうものなのかもしれませんが。


これについては「本当は主人公と遊びたかったけど、同性との付き合いが増えて遊べなくなっただけかもしれないじゃん」との反論もあると思います。確かに、それについては言及されてない(たぶん)以上、真偽は分かりません。しかし、次に挙げる事柄についてはどうでしょうか。


それは、藤崎詩織のクリアに必要なパラメーターです。もし幼馴染としてずっと想い続けていたのなら、ときメモ1のヒロイン中もっとも厳しいクリア条件が課されることはなかったんじゃないでしょうか。幼馴染補正の好感度があるなら、もう少し緩い条件でクリアできてもいいはずです。


だからやっぱり、高校に入って主人公にときめくまで、詩織は主人公のことは別に良くも悪くもあまりどうとも思ってないのだと私は考えます。ていうかそれこそただの幼馴染くらいに考えていたと思います。


それでも主人公が告白までこぎ着けられたのは、やはり主人公が努力しているからで。勉強にスポーツに、見た目にも気を配って自分を高めようとしましたよね。


その結果として、藤崎詩織は主人公に惹かれていく。まあ単純にデキる男が好きなのか、その努力の過程に惚れたのかは分かりませんけれど。


どちらにしても、高パラメーターが必須な以上、幼馴染であることは必要条件ではなく、十分条件なんじゃないかと私は思います。
高パラメーターであれば幼馴染である必要は無い。反対に、幼馴染であっても高パラメーターでなければならない。
だから、幼馴染をキーにした告白はなんか違和感があるなぁって思いました。


告白の台詞自体も見返してみたらなんとなーく論理が一貫してないような気もしますし。
「私だって男の子と付き合ってみたかったし、ラブレターだって何通ももらったわ。でもどうしても付き合う気にはなれなかったの。だってあなたが側にいてくれたから…」とか。だって今では全然一緒に遊ばなくなってるんだから側にいるわけではないし。それに高校に入るまでは主人公はパラメーターが低くて、詩織が満足するような素敵な男性(学祭イベの弁論大会で言ってた)じゃなかったはずだし。
いや、でもこの台詞自体が高校生のときの話だったら整合するか…。高校のときはそれこそベッタリだったし。んー……でもこれを高校生のときだけのことと限定してしまうと主人公と詩織が幼馴染であるという必要性が無くなってしまうような…。


うーん…難しい…。まあ恋は理屈じゃないとか、10代の恋に論理的とか整合性とか求める方がおかしいとか、そもそも整合性が取れるようにシナリオや会話をゲーム開発者が作ってないとか考え出したらここまで長々書いてきたのが全て意味の無いものになってしまう。いや、それはそれで良いんですけどね。解決するんならそれに越したことはないですから。


「あなたのことはただの幼馴染だと思ってた。でも私の本心を悟られるのが怖くて、そう思い込んでいたのかもしれない。でも卒業して離れ離れになるかもしれない今になって、ようやくこの気持ちに気付いたの」
これも告白セリフの一部で、先ほどの「あなたが側にいてくれたから…」の続きです


……あぁ、もしかしてこれって「好きな女の子に対して、男の子が本心とは裏腹にそっけない態度をとってしまう」的なあれ?それの逆バージョン?詩織はずっと主人公のことが好きだったけど、その好きという「本心を悟られるのが怖くて」そっけない態度を取るようになったり、主人公を好きであるということが恥ずかしくて、(それで進学とかで同性とたくさんつるむようになったりして)一緒に遊ばなくなって疎遠になった…と。詩織に対して好意的に解釈しすぎかな?
でもしっくり来ないことはない。でもどうしてもそうじゃないんじゃないの?と心のどこかで思ってる部分もあるんですよ…

それってあれかも。藤崎詩織は腹黒っていうなんかネットでよくあるイメージを持ったまま詩織の攻略を始めてしまって、詩織の全ての行動に対してそういう裏があるんじゃないかとか無意識の内に勘繰るようになってしまっていて。だからこの告白の台詞に対しても「本当はそんなこと思ってないけど、そのフリをしてそうやって言ってる」とか疑ってしまっているのかもしれない。だとしたらお恥ずかしい限りです…。バイアスって怖いですね…
現実でも裏表は誰だってあるし、「本当はそう思ってないのにそう言ってる」なんてそれが事実か嘘かなんて考え出したらキリがない。それならせめて、ゲームの中でくらいは純粋な気持ちで楽しむのが良いのかもしれない


なんかここまで自分で書いててあれですけど、凄いですね。この文章を書いてる内に自分の考えが二転三転してますね。それこそ論理も一貫性もへったくれもなくて(笑)


さて、そろそろ風呂敷たたまなきゃ…

確かに詩織は腹黒とかタカビーとかそういうのはネットでよく見ます。そう思わせるような描写もゲーム内にあるでしょう(正直、弁論大会のあれはどうかと思った…)。でも、藤崎詩織は可愛いくて頭も良くてスポーツも出来る学園の万能スーパーアイドルなんだから、それだけで十分尊敬できます。それに声が良くて歌も上手い。詩織の曲で好きなのたくさんあります(できればまた次回以降のブログにでも書きたい)。それだけで十分です。だってゲームだし。


ゲームだって娯楽の一部なんですから、好きなところだけ取って楽しめば良い。別に現実で詩織と結婚できるわけでもないですし。本当は後で書こうと思ってたんですけど、ED後のアルバムモードでの詩織めっちゃ可愛いですよ。結婚したら絶対ラブラブですね。誰か詩織とのいちゃいちゃラブラブSSください(早口)

こんな感じで楽しめば良いのではないでしょうか。

改めましてまとめると…詩織は性格悪いところもあるかもしれないけど、可愛いくて頭良くてスポーツ出来て歌が上手いからそれだけで好きだし、一旦ラブラブになれば絶対破壊力やばいからオッケーだと思う。というスタンスで今後は行こうと思います。


それに私にはまだ「旅立ちの詩」という最高の爆弾が残っていますので、凄く楽しみです。


そしてこのときメモというコンテンツ、ゲームも音楽もとても楽しませてもらっています。楽しんで興味関心を持てたからこそ、これだけたくさん文章を書けているのだと思います。でも、ここまでの3記事で自分がときメモをプレイしていて考えたこと全てを書けたわけではないですし、言葉足らずであらぬ思いをさせてしまうかもしれないということはここに記しておきます。


さて、長々とつまらないお話で申し訳なかったです。最後の方は完全に脱線してましたし。最後までお読みくださった方がいましたら、それは本当にお付き合い頂きありがとうございました。

次はときメモの好きな曲の話か、また別のゲームのことを書くか…。そこはまだ未定です。


なんか書くタイミングを逸してしまったので、最後にこれだけ…。この詩織の立ち絵良いよねっていう、それだけ。


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